第106回全国高校野球選手権の地方予選は、各地で代表校が続々と決まっているが、米大リーグで活躍する日本選手の母校も甲子園出場を決めたり、準決勝、決勝に臨むなど、熱戦を繰り広げています。

 ドジャースの大谷翔平と、ブルージェイズの菊池雄星の母校、花巻東は25日、岩手大会決勝で4-3で盛岡大付を破り、2年連続12回目の甲子園出場を決めました。

 大谷は24日(日本時間25日)にロサンゼルス・ドジャースタジアムで行われたジャイアンツ戦に「1番、DH」で出場したが、4打数無安打に終わり、打率は3割1分に下がったが、打撃3部門ともトップ3に入る好調さは維持しています。

 菊池は、24日の登板はありませんでした。

 カブスの鈴木誠也の母校、二松学舎大付は東東京大会の準決勝進出を既に決めており、27日に関東第一と決勝進出をかけ対戦します。

 鈴木は24日にシカゴ・リグリーフィールドで行われたブリュワーズ戦に「3番、右翼」で出場し、4打数2安打1打点1本塁打で、打率を2割6部4厘に上げました。

 レッドソックスの吉田正尚の母校、敦賀気比は25日の福井大会準決勝で敦賀に10ー0で勝ち、27日の北陸との決勝に進みました。吉田は24日の出場はありませんでした。

 メッツ傘下の3Aシラキューズ所属の藤浪晋太郎の母校、大阪桐蔭は大阪大会の準々決勝で早稲田摂陵に7―3で勝ち、26日の準決勝で履正社と対戦します。

 藤浪は24日のニューヨーク・セーレンフィールドで行われた3Aバファロー戦に五回から登板、2/3回を投げ、無安打、4四球、2失点と、相変わらず制球難は解消されていませんでした。

 米国にいても、母校の予選での成績は気になるもので、先輩たちはインターネット等で結果を確認しているそうです。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。