ドジャース対エンゼルス戦が22日(日本時間23日),ドジャースタジアムで行われ、「1番、DH」で出場の大谷翔平は、3試合連続の23号2ランを放ちました。
第1打席で右飛に終わった大谷は三回、一死一塁で右腕プリーサックのスライダーをジャストミート、打球速度185.9㌔、飛距離139.9㍍の打球は右中間中断に飛び込む特大の3試合連続本塁打となりました。3連発は5月4~6日以来、今季2度目。
大谷は直近7試合で6本目となり、年間本塁打ペースは47.2本と、2021年の自己最多の46本を上回りました。7試合連続打点は自己最長を更新。7試合連続で1得点、1打点以上を記録するのは、ドジャースでは1978年のレジー・スミス以来46年ぶり。スミスは83年、84年に巨人でもプレーしました。
大谷は四回の第3打席はストレートの四球、六回の第4打席と八回の第5打席は、ともに二ゴロに仕留められました。
この日は、4打数1安打2打点1四球、打率は3割2分1厘(2位と1厘差の1位)、23本塁打(2位と2本差の1位)、57打点(1位と7点差の3位)で、打撃3部門とも好位置に付けています。
大谷は試合後、「ホームランは打球速度的には良かった。良い角度で、良い眺めだった」と、手応え十分の様子でした。
特に、左手甲の骨折で離脱したベッツに代わって1番に入ってからは24打数11安打11打点4本塁打と絶好調で、「リードオフマンとしてチームを引っ張っていこう」という気持ちが打撃に好影響を与えているように映ります。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。