米大リーグは1日(日本時間2日)、各地で行われ、ロサンゼルス・ドジャースタジアムでのドジャース対ロッキーズ戦では、ドジャース先発の山本由伸が6回を投げて7安打、1失点の好投で6勝目(2敗)。「2番、DH」で出場の大谷翔平はメジャー通算100盗塁を決めました。試合はドジャースが4-1で勝ちました。
山本は二回、一死三塁からドイルの右犠飛で先制点を許したが、速球を中心に毎回の7三振を奪う力投で、グラスノーとならんでチームトップタイの6勝、防御率3・32となりました。
大谷は三回、四球で出塁後、今季14個目の盗塁を決め、イチロー(2653試合、509盗塁)、松井稼頭央(630試合、102盗塁)に次いで、日本選手3人目の通算100盗塁(758試合)を達成しました。大谷はメジャー通算185本塁打もマークしており、100本塁打と100盗塁はイチロー(117本塁打)に並ぶ記録となりました。この試合、3打数1安打で打率3割2分6厘。
シカゴ・リグレーフィールドでのカブス対レッズ戦では、カブスの「2番、右翼」で出場の鈴木誠也が、4-0と4点リードされた二回、二死満塁でレッズ先発のグリーンが投げた158・2㌔の内角直球を完璧に捉えると、打球速度172㌔、飛距離121・9㍍の打球が左翼席に飛び込み、同点に追い着きました。鈴木は4打数2安打で打率2割6分5厘。試合はカブスが7-5で勝ちました。
トロント・ロジャースセンターでのブルージェイズ対パイレーツ戦では、ブルージェイズ先発の菊池雄星が5回1/3を投げ、9安打を浴びて今季ワーストの6失点(自責点5)で5敗目(2勝)を喫しました。防御率は3・66。試合はパイレーツ戦が8-1の勝利。菊池は28日のタイガース戦でも3回8安打5失点で、2試合続けて早いイニングでの降板となりました。
また、パドレスのダルビッシュ有投手はこの日、左足付け根の張りのため、今季2度目の15日間の負傷者リストに入りました。ダルビッシュは29日のマーリンズ戦で今季最短タイの3回3失点(自責点2)で3敗目(4勝)を喫したが、登板後、左太もも裏の張りを訴え、そのまま球場を半れて検査に向かっていました。
菊池には復調、ダルビッシュは復帰を願いたいものです。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。