ブルージェイズ対ドジャース戦が26日(日本時間27日)、トロントのロジャーズ・センターで行われ、「2番、DH」で出場した大谷翔平の7号本塁打で主導権を握ったドジャースが12-2で今季初の5連勝を飾りました。

 ドジャースは一回、一死走者なしで大谷の第1打席が回り、カウント1-1から右腕バシットのスライダーをすくい上げると、打球速度155㌔、飛距離110㍍の打球は右翼席に吸い込まれ、1点先取しました。大谷の本塁打は3試合ぶりで、同球場では通算5本目。

 ドジャースは三回、無死一塁で大谷に第2打席が回り、ベッツ盗塁成功の後、四球で一、二塁。ここからフリーマン、スミスの連続適時打、マンシーの3ラン、ラックスの適時打でこの回計6点加えました。さらに二死一、二塁になったところで、昨季の最多勝・バシットは降板。代わった右腕リチャーズから大谷は一ゴロに倒れました。

 ドジャースは四回、スミスの左越え本塁打で1点追加。

 ブルージェイズはその裏、ジャンセンの左越え本塁打で1点返しました。

 ドジャースは五回、一死二塁からベッツの左前適時打で1点加えたが、続く大谷は投ゴロ。六回は無死二塁から安打、相手失策、犠飛で2点加えました。七回は先頭大谷が二ゴロ。

 ブルージェイズは八回、一死二、三塁からゲレーロJrの遊ゴロの間にこの試合2点目を入れました。

 ドジャースは九回、一死三塁からスミスの中犠飛で1点追加。

 試合はドジャースが19安打、今季最多の12得点でブルージェイズに大勝し、5連勝。

 大谷は4打数1安打1打点、1四球で、打率は3割5分4厘。27日(日本時間28日)はブルージェイズの先発に菊池雄星が予定されており、「菊池対大谷」の花巻東高校(岩手)先輩、後輩の対戦が見られそうです。

 なお、カブスの今永昇太は、レッドソックス戦に先発し、6回1/3で5安打、7三振、1四球の失点1で、無傷の4勝目を挙げました。防御率は0・98。試合はカブスが7-1で勝利。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。