ドジャース対パドレスが14日(日本時間15日)、降雨の影響で35分遅れてドジャースタジアムで行われました。パドレスの先発は、好投しながら今季まだ勝ち星がないダルビッシュ有。ドジャースの大谷翔平と開幕戦に続いて2試合目の対戦が実現しました。

 ダルビッシュは一回、中前打のベッツが盗塁成功の無死二塁で大谷と対戦。大谷はカウント1-2から7球目の内角低目150㌔のカットボールを空振りの三振。これで大谷は得点圏で15打数1安打と、開幕から結果が出ていません。フリーマンは左飛、スミス四球、マンシー遊飛に抑えました。

 ダルビッシュは二回、T・ヘルナンデスを三ゴロ、アウトマンを一直、K・ヘルナンデスを三直の三者凡退。三回はラックスを二ゴロ、ベッツを遊直の二死走者なしで大谷と2度目の対戦。大谷はフルカウントから外角高めのスプリットを打ち上げ、三塁フライに倒れました。

 試合が動いたのは四回。パドレスはこの回先頭のマチャードが左腕パクストンから中越え本塁打を放ち、1点先取しました。

 ダルビッシュは四回、先頭のフリーマンに右越え二塁打、続くスミスの中前適時打で同点とされ、さらにマンシーに右越え2ランを打たれ、計3失点。T・ヘルナンデスを中飛、アウトマンを遊飛、K・ヘルナンデスを四球、ラックスを中飛。

 ダルビッシュは五回、ベッツ左飛の一死後、大谷と3度目の対戦。カウント0-2から外角低めのカットボールを空振りの三振。フリーマンを中飛の三者凡退に仕留めました。ダルビッシュはこの回で降板し、今季初勝利はなりませんでした。

 パドレスは六回、無死満塁から内野ゴロと適時打で2点入れ、同点。その裏、ドジャースの二死一塁の場面で、パドレスは松井裕樹を投入。松井はアウトマンを三飛に打ち取りました。パドレスは七回、一死満塁からプロファーの走者一掃の中越え二塁打で3点勝ち越し。

 ドジャースは八回、この回先頭の大谷が痛烈な中前打を放ったが、無得点に終わりました。大谷は4打数1安打で打率は3割3分8厘。

 試合は6-3でパドレスが逆転勝利を収め、松井は2勝目。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。