米大リーグは29日(日本時間30日)、各地で最終盤の熱戦が繰り広げられ、ワイルドカード争いで菊池雄星が所属するブルージェイズは、あと1勝でプレーオフ進出が決定する「マジック1」としました。。鈴木誠也が所属するカブスは厳しい立場に追い込まれました。

 本拠地でのレイズ戦に先発した菊池は、5回0/3を投げ76球、5安打、4三振、2四球、3失点の投球で、味方打線が3本塁打を含む16安打と爆発して11-4で快勝、11勝(6敗)目をマークしました。

 これで、ブルージェイズは89勝71敗で残り2試合。ア・リーグのワイルドカード争い2位で、3位のアストロズは88勝72敗、4位のマリナーズは87勝73敗。

 敵地でのブリュワーズ戦に「5番、右翼手」で出場した鈴木は3打数1安打で、試合は3-4でサヨナラ負けを喫しました。

 これでカブスは82勝78敗で残り2試合。ナ・リーグのワイルドカード争い4位で、2位のダイヤモンドバックスは84勝76敗、3位のマーリンズは83勝76敗。

  ブルージェイズは、レイズ戦とロッキーズ戦を残しています。

 カブスは、ブリュワーズ戦2試合を残しています。

 プレーオフ進出をかけた最後の戦いで、菊池と鈴木にどういう結果が持たされるか、じっくり見届けましょう。

 なお、藤浪晋太郎が所属するオリオールズは、ア・リーグ東地区で、前田健太が所属するツインズは同中地区でそれぞれ地区優勝したので、プレーオフ進出を決定しています。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。