米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は31日(日本時間1日)、敵地でのフィリーズ戦に「3番、指名打者」で出場。五回に右前適時打を放ち、打点を昨季に並ぶ95に伸ばすとともに、2年連続150安打に到達しました。

 この試合はデーゲームで行われたが、試合前まで、デーゲームは打率3割5分4厘、18本塁打、40打点と強みを発揮してきました。

 この試合も、第1打席は空振り三振、第2打席は一塁ゴロ併殺に倒れたが、第3打席で、本領を発揮しました。

 五回、二死一、二塁で、左腕サンチェスの150・6キロのシンカーを捉え、痛烈な右前適時打で95打点目。これで、打点トップタイのガルシア(レンジャーズ)、タッカー(アストロズ)とは2点差の3位となりました。結局、この日は4打数1安打1打点で打率は3割7厘となりました。

 これで大谷は、3試合連続安打、2試合連続タイムリー。さらに直近5試合では20打数7安打、打率は3割5分と好調を維持しています。ただ、本塁打が7試合連続で出ていないことが、不安と言えば不安だが、長距離打者は、打球の角度が少し上がり始めれば本塁打の量産体勢に入るので、一発が出るのも時間の問題でしょう。

 エンゼルスは、7-8と1点リードされた九回、無死一、三塁からレンヒーフォの中犠飛とドルーリーの右越え2ランで10-8と逆転勝利を収め、連敗を3でストップ、借金は6に縮めました。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。