米大リーグは9日(日本時間10日)、全米各地でオールスター前の前半戦最終戦が行われ。吉田正尚(レッドソックス)、鈴木誠也(カブス)とも本塁打を放ち、前半戦を終えました。

 吉田はボストンでのアスレチックス戦に「5番、指名打者」で出場し、八回に左翼後方のグリーンモンスターを越える決勝の10号ソロを放つなど4打数2安打1打点で7試合連続マルチ安打とし、イチロー(マリナーズなど)に並ぶ日本人メジャー最多記録となりました。打率も3割1分6厘まで上げ、1位ヤンディ・ディアス(レイズ)に7厘差の3位に付けています。本塁打は10本、打点は44。試合は4-3で勝ち、5連勝。

 アスレチックスの藤浪晋太郎は八回途中から4番手で2/3回を投げ、無安打無失点で前半戦を締めました。メジャー1年目の前半戦は5勝7敗、防御率9・00で終わりました。

 鈴木はニューヨークで行われたヤンキース戦に「4番、右翼手」で出場し、五回に5月23日以来の7号ソロ、八回に勝ち越し犠飛を放つなど3打数1安打2打点で7-4の勝利に貢献しました。前半戦は打率2割5分9厘、7本塁打、28打点。

 大谷翔平(エンゼルス)と千賀滉大(メッツ)が選ばれているオールスター戦は11日(同12日)にシアトルで開催され、後半戦は14日(同15日)に始まります。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。