米大リーグは独立記念日の4日(日本時間5日)、米国各地で行われ、前田健太(ツインズ)、藤浪晋太郎(アスレチックス)は勝利投手となったが、大谷翔平(エンゼルス)は敗戦投手に。また吉田正尚(レッドソックス)、鈴木誠也(カブス)はともに4打数2安打、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)は4打数1安打1打点と活躍したが、大谷は3打数無安打と、打撃でも不本意な結果に終わりました。

 前田はロイヤルズ戦に先発して7回を3安打、9三振1四球、2失点の好投で、9-3で勝利、2勝目(5敗)を挙げました。

 藤浪はタイガース戦の0-0の九回裏に3番手で登板し、1回を無安打3三振、無失点。十回表に味方が1点入れ、そのまま1-0で勝ったため、5勝目(7敗)。

 大谷はパドレス戦に「3番、投手」で先発し、メジャー初の連続本塁打を浴びるなど、六回途中で86球投げ7安打5失点。右手中指マメの影響で途中降板し、4敗目(7勝)。

 吉田はレンジャーズ戦に2試合ぶりにスタメン出場し、4打数2安打で打率3割7厘、今季30度目のマルチ安打を記録。

 鈴木はブルワーズ戦にスタメン出場し、4打数2安打で打率2割4分9厘、今季16度目のマルチ安打をマーク。

 ヌートバーはマーリンズ戦にスタメン出場し、4打数1安打1打点で打率2割5分6厘。

 大谷は打者でも3打数無安打で、2試合連続音なしで打率は3割ちょうどに下がりました。

 大谷以外は活躍した独立記念日。実は大谷は7月5日が29歳の誕生日で、米国では実質4日が誕生日になるが、自ら祝うことは叶いませんでした。明日5日(日本時間6日)を誕生日と思って、パドレス戦で祝い直せばいいでしょう。

     ◇◇◇◇

 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。