米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は30日(日本時間1日)、エンゼルスタジアムで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番、指名打者」で出場し、六回、右翼席上段に超特大の30号本塁打を打ちました。
第1打席四球、第2打席一塁ゴロの大谷は六回、この回の先頭打者として打席に立ち、ワンボールから左腕トミー・ヘンリーのスライダーを完ぺきに捉え、打球速度185・2キロ、飛距離150・2メートルの超特大30号本塁打を右翼席上段に打ちました。大リーグのデータ解析ツールである「スタットキャスト」が2015年に導入されて以来、150・2メートルの本塁打は13位タイで、今季最長。これまでの大谷自身の最長本塁打は143メートルで、7メートル以上更新しました。3年連続となる30号は両リーグ1番乗りで、月間本塁打は15本となりました。2打数1安打1打点で打率は3割1分、打点は67。
レッドソックスの吉田正尚は、25日(同26日)のホワイトソックス戦で右手首に死球を受け、2試合先発を外れていました。前日の29日(同30日)のマーリンズ戦では3試合ぶりにスタメン復帰したが、3打数無安打に終わり、13打席連続無安打、打率も2割9分4厘と3割を下回っていました。しかし、この日の敵地で行われたブルージェイズ戦では「3番、左翼手」で出場し、一回に14打席ぶりの安打となる中前打を打ちました。
8試合ぶりの9号ソロは六回の第3打席で、右腕ホセ・ベリオスのチェンジアップを打ち返し、打球速度171・9キロ、飛距離135メートルの特大弾を右中間席中段に運びました。八回の第4打席にもダメ押し点につながる右前打を打ち、今季7度目の1試合3安打をマーク、打率を3割1厘と再び3割に乗せました。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。