米大リーグ、エンゼルス対ホワイトソックス戦が28日(日本時間29日)、エンゼルスタジアムで行われ、一回一死後、大谷翔平&マイク・トラウトが連続三塁打を放ちました。
大谷は右翼線三塁打で、今季5本目となり、ケブライアン・ヘイズ(パイレーツ)らと並び両リーグトップタイ。続くトラウトは今季初三塁打となる左翼フェンス直撃三塁打で大谷が生還。エンゼルスの連続三塁打は2019年9月22日のジャレッド・ウォルシュ&マイケル・ハーモシヨ以来だが、本拠地に限れば1970年7月5日のロジャー・レポーズ&ジム・フレゴシ以来53年ぶりの記録です。
大谷の三塁打は、日本ハム時代は5年間で4本だったが、エンゼルスでは6年目で26本と、大幅に増やしています。特に21年の8本は両リーグを通じ最多タイ、ア・リーグでは単独トップ。昨季は8月16、17日(同17、18日)に2試合連続三塁打という自身初の記録をマークしました。
また、20試合の登板と5本の三塁打を同一シーズンで記録したのはメジャーでは大谷だけで、21年、22年と2年連続継続中。今季も三塁打5本は達成したので、あと4試合に登板すれば、3年連続となります。
試合はホワイトソックスが11ー5で勝利。大谷は5打数3安打で、打率が3割9厘で4位に上がりました。本塁打争いでは、2位ルイス・ロベルト(ホワイトソックス)が1位大谷の目の前で23号2ランを打ったため、差は5本に縮まりました。打点は2位だったアドリス・ガルシア(レンジャーズ)が3打点を挙げ66打点で1位に浮上し、64打点のままだった大谷は2位に後退しました。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。