米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は21日(日本時間22日)、エンゼルスタジアムで行われた同じロサンゼルス市内に本拠地を置くドジャース戦に、「2番、投手」の二刀流で出場しました。投げては7回101球、5安打、1失点、12奪三振、2四球の好投だったが、打線の援護がなく3敗目(6勝)を喫しました。打っては、3打数無安打で、2試合連続無安打に終わりました。
大谷がドジャース相手に投げるのはメジャー初だったが、立ち上がりから奪三振ショーを披露。一回、フリーマンをスライダーで空振り三振、Wスミスを158キロの速球で空振り三振。二回はマルティネスを159キロの速球で空振り三振、バルガスを157キロの速球で空振り三振。三回はアウトマンをスプリットで見逃し三振、ブッシュを161キロの速球で空振り三振。四回はWスミスをカットボールで空振り三振。、バルガスをスイーパーで空振り三振。六回はペラルタを156キロの速球で見逃し三振、マルティネスをスプリットで空振り三振、バルガスを160キロの速球で空振り三振。七回はブッシュを158キロの速球で空振り三振を奪い、計12奪三振。これまで、2015年9月9日にギャレット・リチャーズがマークした11奪三振が、対ドジャースのエンゼルス投手の奪三振記録だったが、大谷は12と、更新しました。
ア・リーグの奪三振順位は、1位がケビン・ガウスマン(ブルージェイズ)の127個。大谷は117個で2位に浮上しました。
2試合連続で、投手戦となったドジャース戦を連敗したエンゼルス。昨年のインターリーグのドジャース戦は4戦全敗に終わったエンゼルス。7月8日、9日にドジャースタジアムで行われる2試合は、もう連勝しかないでしょう。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。