米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、敵地で行われたロイヤルズ戦に「2番、指名打者」で出場、試合を決める24号逆転2ランを打ちました。1分後にマイク・トラウトが続いてアーチをかけ、「トラウタニ弾」は通算28度目、今季6度目で、6試合は全て勝利につながっています。
ロイヤルズの先発投手は、通算224勝のザック・グリンキー(39)。一回、カウント1-0から138キロのチェンジアップを打って二塁ゴロ。三回の第2打席はカウント2-2から114キロのスローカーブを空振りの三振。ベテラン投手の巧みな投球にやられたが、1点を追う五回、無死二塁ではお返しの一弾を放ちました。
フルカウントから113キロのスローカーブを完ぺきに読み、今季自己最速の球速188・4キロ、飛距離128・6メートルの打球を右中間席に運びました。これで連続試合安打は自己最長の15に伸ばし、24本塁打、58打点はともにリーグ単独トップ。続くトラウトも初球を左翼席に打ったが、最近不調だった主砲も2試合連続マルチ安打と、復調へのきっかけをつかんだようです。
試合はエンゼルスが5-2で逆転勝利を収め、13連戦を10勝3敗で乗り切りました。また、この日敗れた昨季の世界一・アストロズを抜いてア・リーグ西地区2位に浮上し、首位レンジャーズとのゲーム差は4・5。1日置いて、20日(同21日)からは同じロサンゼルス市内に本拠地を置くドジャースとの2連戦に臨みます。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。