米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は17日(日本時間18日)、敵地で行われたロイヤルズ戦に「2番、指名打者」で出場し、4打数1安打、1本塁打、2打点をマーク。この結果、メジャー通算150本目となる23号本塁打は2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に4本差を付ける1位で、ナ・リーグ1位のピート・アロンソ(メッツ)も抜いて、両リーグ単独トップとなりました。打点は56まで伸ばし、ラファエル・ディバース(レッドソックス)と並んでトップタイとなり、打撃二部門でトップに立ちました。打率は3割で、1位のボ・ビシェット(ブルージェイズ)に1分6厘差の6位。

 大谷は一回、無死一塁から、元同僚のマイク・メイヤーズのスライダーを芯でとらえたが、右翼ライナー。三回は二死無走者から二塁ゴロ。五回は一死一、三塁から二塁ゴロとなったが、併殺崩れの間に三塁走者が本塁を踏み、打点1。

 そして七回。一死無走者からテイラー・クラークのチェンジアップを振り抜くと、飛距離133メートルの特大弾がバックスクリーンに飛び込み、松井秀喜(ヤンキースなど)の175本に次ぐ、日本人メジャー2人目の150本塁打に到達しました。連続試合安打も14まで伸ばしました。

 試合は、エンゼルスが七回表まで8-2と、6点リードしていたが、リリーフ陣が撃ち込まれ、9-10のサヨナラ負けを喫しました。ア・リーグ西地区首位レンジャーズとのゲーム差も再び4・5に広がりました。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。