米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手は3日、敵地で行われたアストロズ戦で、あと本塁打が出ればサイクル安打に迫りながら、快挙達成は成りませんでした。「あと一歩」は今季3度目。
一回、先頭打者として中前打。三回は一死一塁から右中間三塁打。五回の一死一塁では二塁ゴロ併殺打に倒れたが、七回の一死一、二塁で左越え二塁打を放ち、あと本塁打だけとなりました。そして迎えた九回。先頭打者として本塁打には成らなかったが、中前打を打ち、5打数4安打の活躍でした。
これで、今季は4月27日に「投打二刀流」で出場し、「あと本塁打」を達成できずに4打数3安打。5月21日も「二刀流」で出場し、「あと二塁打」が成らず、5打数4安打。二刀流で逃した2度の「あと一歩」は、メジャーで過去一度も行われていない「投手でサイクル安打」だっただけに、本当に大魚逃した感がありました。
大リーグでの複数サイクル安打の記録は、3度で、5人が達成しています。大谷は過去1度経験しており、近い将来、「サイクル安打」でのメジャー記録も樹立する可能性は大だと思います。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督の時代まで、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。