米大リーグ、カブスの鈴木誠也選手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたアストロズ戦で日米通算200号本塁打(日本で182本)を打ちました。このほか3打席連続本塁打、5打数連続安打、7打席連続出塁を達成し、打率も2割8分6厘まで上げました。試合はアストロズが九回裏に4点入れ、7-6でサヨナラ勝利を収めました。
鈴木は一回、一死無走者から第1打席を迎え、真ん中のスライダーを振り抜くと、打球速度162・9キロ、飛距離118メートルの4号アーチを左翼席に運び、日米通算200号ホームランを達成しました。これで前日の最終打席に放った3号から2打席連続本塁打。続く三回無死二塁の第2打席でも内角スライダーをまたも左翼席に運ぶ3打席連続本塁打。3打席連続は、日本人メジャー初の快挙でした。四回の第3打席は、二死二塁から勝負をしてもらえずストレートの四球。六回の第4打席は一死一塁から左前打。八回の第5打席は二死無走者から四球。これで、前日から5打数連続安打、7打席連続出塁となりました。
鈴木は今月14日(同15日)に2号本塁打を打つまで約1か月、26試合、110打席本塁打が出なかったが、それ以降は4試合で4本と量産体制に入りました。左脇腹の張りを訴えてWBC・侍ジャパンを辞退し、メジャー開幕にも出遅れた鈴木。復帰後もなかなか本調子とはならなかったが、これでエンジン全開となったようです。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。