1日(日本時間2日)行われた米大リーグの試合で、レッドソックスの吉田正尚選手、カブスの鈴木誠也選手とも一回に先制タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献しました。
吉田は本拠地でのブルージェイス戦の一回無死二塁で、右腕ベリオスから左中間フェンス直撃タイムリー二塁打を放ち、連続試合安打を11に伸ばしました。11試合連続安打は、レンジャーズのグロスマンと並び、今季メジャートップタイの記録です。4月は右太ももの張りなどで計6試合欠場したが、23日のブルワーズ戦で1イニング2本塁打を放ってから好調を維持しています。
鈴木は敵地のナショナルズ戦の一回二死二塁で、左腕ゴアから中前に7試合、29打席ぶりのタイムリー安打を打ちました。直前のマーリンズとの3連戦は屈辱の結果でした。3打席連続併殺打に、無死満塁での三振など、チームの3試合すべて1点差敗戦につながるブレーキとなり、雪辱を期す5月最初の試合の初打席で放ったタイムリーでした。
メジャー1年目の吉田、2年目の鈴木とも、本拠地はボストン、シカゴと、4月は寒冷な気候が続いていました。5月からは気候も徐々に温暖となるのに合わせて、バットの方もさらに鋭さを増していって欲しいものです。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。