26日(日本時間27日)行われたエンゼルスーアスレチックス戦(エンゼルスタジアム)で、大谷翔平選手対藤浪晋太郎投手のメジャー2度目の対戦が実現、結果は1打数1安打で、前回に続いてまたも大谷に軍配が上がりました。
試合前、大谷は翌日の先発登板に向けてブルペンへ。すると、大谷の投球練習中に、藤浪が隣接するアスレチックス側のブルペンに登場。大谷の投球練習が終わると、2人は握手を交わして約5分間、談笑しました。
試合が始まると、六回、リリーフに回った藤浪が登板し、一死一塁のカウント1-1からの3球目、藤浪の159・3キロの速球を大谷が左前に弾き返すと、左翼手の後逸もあって、エンゼルスは1点追加しました。メジャー初対戦の今月1日(同2日)は、先発した藤浪に対し、大谷は一塁ゴロ、左翼フェンス直撃適時打の2打数1安打で、2度とも大谷が同学年対決に勝利した形となりました。
大谷は八回、一死一塁からスミスが投げたツーシームを捉え、中越えの6号2ランホーマーも放ちました。翌日がデーゲームでの先発投手で、試合展開も大差がついたにも関わらず、最後まで出場した大谷。試合後は、勝利のセレモニーであるナインとのハイタッチを行う際、翌日の投球に既に備えているかのようにシャドーピッチングの格好を披露するなど、「野球一筋」の姿勢を最後まで貫き通していました。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。