エンゼルスの大谷翔平選手は8日(日本時間9日)の本拠地で行われたブルージェイズ戦の四回、右翼線二塁打を放ち、昨年9月11日(同12日)から続いている連続試合出塁を自己記録更新の31に伸ばしました。
連続試合出塁記録は、ヒットやホームラン、四死球などで打者が出塁すればカウントされます。日本のプロ野球記録は,オリックス時代のイチロー選手が1994年にマークした69試合で、2位も翌95年のイチローで67試合、3位は巨人時代の松井秀喜選手が2001年に記録した65試合と続いています。
大リーグの1位は、テッド・ウィリアムズ選手(レッドソックス)が1949年に記録した84試合で、2位はオーランド・カブレラ選手(エンゼルス)の2006年の63試合でウィリアムズ選手は2位を20試合以上引き離す驚異的な記録です。さすがメジャー最後の4割打者(1941年に打率4割6厘)と言われるだけの大打者です。
昨季、大谷とア・リーグのMVP争いを演じたアーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)も41試合連続試合出塁を続けており、2人がどこまで記録を伸ばすかにも、興味が持たれます。
◇◇◇◇
1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。