わが家の次女、小学5年生。
予科3年生から日能研に通い始め、すでに通塾3年目。
もっと言えば、2年生の夏&冬の講習にも参加していたので、なかなかの古参っぷりである。
それにもかかわらず、いまだにクラスに塾友がいない。
基本、クラスではぼっち。
休み時間もぼっち。
トイレもぼっち。
お弁当もぼっち。
家にいる時の無双っぷりと比べて、随分とネコかぶっている。
一時期、同じ学校の女の子が他塾から転塾してきたが、しばらくしてまた別の塾に移って行ってしまった。
次女は一緒に通塾できるのを喜んでいたが、仕方がない。
その子はその子で、大変だな。
実はそんな次女にも、唯一、塾関連で次女と仲良くしてくれる子がいる。
それは、男の子。
同じ小学校の子だが、学校では同じクラスになったこともないし、話もしたことがないらしい。
それなのに、予科時代に塾で「あ、お前も日能研か?」みたいな感じで声をかけてもらった。
そしてそれ以来、地元駅から一緒に塾に行くことになった。
塾でのクラスは違うので、帰りは毎回一緒なわけでない。
それでも、2コマ、3コマ、コマ数が同じ時は、互いのクラスの授業が終わるのを待って、一緒に帰ってくるらしい。
なんか、母、むずむずするんですけど。
今朝、地元駅で、その男の子に会った。
次女は出勤する母と一緒に家を出て、塾に向かうところだった。
講習中は特に朝の待ち合わせはしていないそうだが、2人で「おうっ!」みたいな感じで挨拶をしあって、通勤客で溢れる電車に乗って行った。
なんか、母、キュンキュンするんですけど。
本当に、その子には感謝しかない。
こんな内弁慶の次女と仲良くしてくれて。
本当にありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
2人が乗った電車を見送ったあと、母は自分の職場に向かうためにホームを移動した。
今朝、通勤電車の中で目を赤くした40代女性がいたら、それは母です。
どうかその子が無事に中学受験を終えられますように。
楽しい中学校生活を送れますように。