5月になった。
一昨年も昨年も、なぜか5月に母は発狂している。
新学年になって模試も数回終わり、いろいろと現実が見えてくるからだろうか。
思うように上がらない成績に、焦りを感じる頃合いなのかもしれない。
たとえばの話。
お金持ちの家に生まれた子が
「幸せってお金じゃないと思うんです。真の幸福は心の豊かさの中にあります」
と言ったとしよう。
この言葉が心に響く人はいるだろうか。
この子の話が、小説や映画になったりするだろうか。
あまりの希薄さに、むしろ慄く。
反対に、貧しい家庭に生まれた子が
「自分の人生なんて価値がない。どう生きて行ったらいいか分からない」
と言って、やさぐれたとしよう。
むしろまだ、この子が発する自暴自棄、自己否定の言葉からの方が、母は何かを感じるかもしれない。
自分の境遇を恨み、自らを蔑むその姿は、何かの教示となるかもしれない。
というわけで、中受親としてアカンと言われていることは大抵やっているこの発狂ブログも、誰かの何かの足しになっているかもしれない。
そう思って、まあめげずに、細々と続けていきます。
わが家と同じように苦しんでいるみなさん、共に頑張りましょう。
今日はなんのこっちゃな内容ですね