昨日、土曜登校日だった次女。
昼に帰宅し、昼食をとってすぐにテストに向かう。
滞在時間およそ30分。
ノロ助次女ちゃん、ちゃっちゃと頼むよ。
お昼ごはんはオムライス。
食事中、自然と話題はテストのことになった。
「次女ちゃん、読む書くは間に合わなかったけど、漢字は大丈夫?」
「大丈夫。ちゃんとやったよ」
「社会は?政令指定都市、覚えた?」
「たぶん・・・あ、いや、あんま自信ないかも」
「ありゃ。政令指定都市、大事だよ」
横で聞いていた長女も参加してきた。
「次女ちゃん、一つの県に複数ある政令指定都市、言える?」
「・・・」
長女がさらに追い討ちをかける。
「じゃあ、北九州で製鉄業が盛んだった理由は?」
「・・・」
や、やばい、やばすぎだわ、コレ。
このままだと平均割れコースだわ。
今回の社会、宿題やっていたよな。
木曜日に本科テキスト読み直ししていたよな。
なのに全然頭に入ってないじゃん。
どうする?
家を出るまであと20分。
今から詰め込む?
いや、そんな無理して意味あるのか?
どうせすぐに忘れるよ。
そもそも、あと20分で詰め込めるレベルじゃない。
だからといって、こんなに覚えていない状態でテストを受けに行っていいのか?
今回のテストはもうあきらめるのか?
また席が後ろになるぞ。
いや、ダメならダメで、次女には良い薬になるかもよ。
最近またサボりがちだったし。
ちょっとは痛い目に遭ったらどうだ?
いやいや、ちょっとどころじゃないよー。
もう最近ずっとこんな調子で、痛い目に遭いまくりだよー。
母の心の内で、葛藤することおよそ30秒。
結局、次女本人にどうするか決めてもらうことにした。
「次女ちゃん、今日受けに行くもよし。明日受けに行くもよし。自分で決めて」
今回悲惨な成績を取るもよし。明日テストで1日つぶすもよし。
行くも地獄。行かぬも地獄。
次女にとっては究極の選択だっただろう。
何事にも時間のかかる次女。
押し黙ったまま迷うことおよそ5分。
すでに家を出るはずの時間は間近に迫っていた。
「テストは明日にする・・・」
半泣き状態でようやく答えを出した。
ああ、明日は明日でこりゃ大変だな。
次女はうつむき、母は天を仰いだ。
というわけで、先程テストに出立いたしました。
昨日は社会理科を中心に復習し直していた。
「これ、今日テスト受けていたらヤバかったわ」
自分で言うなー。今さら言うなー。
ハーッ。まあとにかく、次女ちゃんがんばってください。