勉強の話に飽きたので、今日はどーでもいい話。
テキトーにどうぞ。
今から30年ほど前。
母が中学から高校に上がる頃、ルーズソックスが流行った。
世の中ではもっと前から流行っていたのかもしれないが、マジメ女子校にもルーズソックスのウェーブが届いたのは、そのタイミングだった。
それまでは、白ソックスのショート丈が一般的だったように思う。
しかし、母も周りの友達に感化されて、徐々に丈を長くしていき、ダボつき度も増していった。
ソックスタッチなる靴下用の糊も売られていたが、母は文房具屋のスティック糊でふくらはぎの上あたりにとめてはいていた。
校則では一応「靴下丈はくるぶし程度」と決められていたが、半ば形骸化しており、先生方もうるさくは言ってこなかった。
それが、母が高校を卒業してしばらく経ったころ、気づくと世の女子中高生はハイソックスをはいていた。
しかも色は紺!白じゃないよ。
その頃急増していたブレザー+チェックスカートの制服に、なんともよく似合っていた。
「えーなー」
もはや戻ることはできない10代の輝きを、母はまぶしく見つめていた。
中にはセーラー服に白ハイソックスをはいている子も見かけた。
セーラーに白ハイソックスは少し合わないような気もしたが、
校則の範囲内でなんとか自分の好きな着こなしをしたい、その涙ぐましい努力に母も心を寄せた。
そして、その後しばらくはハイソックス隆盛時代が続いていたように思う。
しかし、近頃、街中で見かける中高生の靴下に変化が見られていることに気がついた。
丈が短いのである。
くるぶしか、そのもう少し上あたり。
中には、スニーカーではくようなスポーティなショート丈の子もいる。
色は依然として紺とか黒。
40半ばのおばはんとしては、そんな短くて寒くないんか?と特に冬は心配になってしまうが、
まあ寒かろうがなんだろうが、関係ない年頃だな。
先日、長女が入学式にはいていく靴下をあれこれ悩んでいたので、
平成から令和における靴下流行の歴史を少し解説しておいた。
さて、長女さんはどんなJCスタイルで通うんでしょうかね?
楽しそうでなにより!
先生に目をつけられない程度に、工夫して楽しんでください!