昨夜は大宮駅の駅ビルで夕食をとった。
パスタ屋さんか洋食屋さんを選ぶかと思いきや、長女は和食を希望した。
随分と落ち着いたチョイスだな。
カニクリームコロッケと和定食を注文し、2人でシェアすることにした。
食欲が落ち気味の母の目の前で、もりもり食べていく長女。
母の分のクリームコロッケも食べていいよと言うと、にんまりと顔を綻ばせた。
いいよいいよ、もうなんだっていいよ。
ホテルに戻って少し勉強したあと、テレビを見て寝た。
ホテルには大浴場の案内も、朝食ビュッフェの案内もあったが、母も長女も話題にしなかった。
ああ、受験が終わったら、ちゃんとした旅行に行こう。絶対に行くぞ。
試験会場で長女を送り出すとき、またも母は未練がましく長女の背中を最後まで目で追っていた。
周りの他の親御さんも、多くは同じような感じだったと思う。
一方、当の子供たちはと言うと、後ろを振り返らない子が多い気がする。
あっさり「じゃあね」と言って別れていく。
前しか見ていない。
自分の行くべき方向だけを見て、校舎に入っていく。
長女も然り。
子供たち、本当に逞しくなったなと思う。
まだまだ、首都圏の入試は始まったばかり。
ここからここから。
体調には気をつけて、最後まで走り抜きましょう!