お盆が明けて、長い夏期講習の終わりも見えてきた。

校舎によっては、後期のクラス発表やテキスト配布が早くも行われているようだ。

 

そして、秋の全国テストの告知が、気づくと日能研のサイトに出ていた。

予科通室中の次女にとっては、この全国テストが本科教室クラス分けテストとなる。

 

長女も予科から日能研に通い始め、3年秋にこのテストを受けた。

実は、今の成績は、この2年前のテストの成績とほぼ同じである。

 

ゆっくりでも成績は上がっていくのかと思っていた。

予科から通っていたとはいえ、わが家は早期教育に熱心ではなかったし、

長女も早熟タイプではなかったので、逆に伸びしろはあると思っていた。

確かにこのあと成績は上がったが、4年終わりをピークにその後下がり、今や2年前と同レベルとなった。

そして、この先どうなるかは分からない。

 

中学受験において、最終的な成績は入塾後半年で決まるとか、4年秋の成績で決まるとか、5年最後の成績で決まるとか、諸説ある。

しかし、予科生の成績ピーク、もしくはプラトー到達点は、本科教室から始めた子より確実に早く訪れるだろう。

 

現に、長女だけではなく、一緒に予科に通っていた他の子たちも、成績が後退しつつあるそうだ。

なかなか厳しい世界である。

 

次女も今の成績が今後どうなるかは分からない。

予科から始めた以上、ピークが早く訪れることは覚悟しておかなくてはいけない。

 

いかん。先を考えるとつい不安になる。

そういう時は先を見ずに、今ある目の前のことに集中しよう。

もしくは、もっとずっと先に視点を移して、なんとかなるさと、鷹揚に構えられるようになれたらいいなと思う。