長女の成績が出た。

前回育テとほぼ変わらず。

最後に粘った理科が一番良かったことは確かに意外だった。

しかし、できていたはずの算数が振るわなかったことの方がよっぽど意外であり、誤算だった。

 

来週は鬼門の公開模試だ。はっきり言って受けたくない。

毎回公開模試では、絶望の淵に突き落とされる。

4年後期から月1回にペースアップし、淵から這い上がる間もなく、また突き落とされる。

結果として、常に淵の底にいる気分だ。

 

このような時、夫がいてくれて本当によかったと思う。

私一人ではとても無理だった。

夫は常に前向きで現実的で、根気強く辛抱強い。

できなかったことを悲嘆するよりも、すぐに次の対策を考えようとする。

きっと長女にとっても、母親ではなく父親の存在が一番の支えになっているだろう。

 

「病める時も、健やかなる時も・・・」

私と夫は結婚式を挙げていないので、はっきりとこう誓いあったわけではないが、この言葉の意義と重みを今ひしと感じる。

順調な生活の中では当たり前に思えて目に入っていなかったものが、絶望の淵に立ったときに見えてくることもあるのかもしれない。