左右非対称の前屈ポーズになります。股関節を開き、腰や肩にも働きかけます。
肝臓、脾臓、腎臓を調えるポーズと言われていて、精神が落ち着くポーズです。
・脚を曲げている側
股関節が外転、外旋しています。
下肢は縫工筋、大腿筋膜張筋、中殿筋、大殿筋が股関節を開き、内腿にある内転筋群(恥骨筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋、薄筋)を伸ばします。薄筋は股関節内転筋群の中で唯一の二関節筋で、大腿骨をまたぎ骨盤下部と脛骨を繋ぎます。
内旋動作に関わるのは薄筋、半膜様筋、半腱様筋。ともに脛骨に停止。
膝を屈曲させている為、伸びるのは主に恥骨筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋。
・伸ばしている方の脚側
体幹の前面にある腹直筋と腸腰筋、恥骨筋、大腿直筋、縫工筋を働かせて、股関節を曲げます。
上肢の、特に三角筋後部、大円筋、広背筋、上腕二頭筋の働きで、脚を引き寄せて下肢の腓腹筋、ハムストリング、大殿筋のストレッチを深めます。
脊柱起立筋と腰方形筋が伸ばされていきます。
初めから頭を膝につけようとすると背中が丸くなっちゃうので、まずは膝を曲げておヘソと腿の間の隙間をなくすことから行っていくといいですよ!
そして、パリブリッタ(捻り)を加えます。
パリブリッタ・ジャーヌ・シールシャ・アーサナ
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日常生活のなかで、脇を伸ばす動作はほとんどないですよね。
これは、すごく脇が伸び、胸も広がり気持ちいい!!!
下肢は内股の内転筋郡のストレッチを高めます。
上肢は大胸筋、広背筋が共に伸び、棘下筋と小円筋が上腕骨を外旋させポーズを深めます。