久々に 筆をとりては 想うもの

大切な人 穏やかな顔

 

「懐かしいね」と 笑う君

「こんな日がね」と うける僕

地獄の労苦 その先に

あったのはその 天国だ

 

嬉しい出会いがあった

哀しい別れも あった

しかし 全ては輪廻(りんね)の渦(うず)の

天のお計(はか)らい お導き その

 

力の偉大さよ 時は全てを

明るみに出す 懺悔(ざんげ)したいことも

沢山あるし その償いが

果たしてきちんと できるのか

 

それは神のみぞ知る 領域だが

全力は尽くそう 悔いだけは残らぬように

最期は笑って 逝(い)けるようにありたいな

 

まだまだ未熟者 その想いに

懐かしき人々の 在りし日を重ねた

今宵(こよい)の筆に 「ありがとう、君」