棚田が輝き出す季節… | The Sam's Room

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綺麗な棚田があります

 

 

 

例の山里の

例の古民家宿の近く

 

 

その棚田があります

 

 

 

今、その棚田に水が張られ始めました

 

 

 

 

今はまだ『天井田』と呼ばれるイチバン上にある田んぼと

一番下にある田んぼ、ココだけにしか水は入ってませんが

今週末から来週にかけてはあらぎ島全体が水鏡のような

風景がみられることでしょう

 

 

大小54枚の水田が階段状に配され

その面積は7,315坪とかなり広い

 

 

 

水が張られると…

 

 

 

 

こんな風景に変わります

 

 

 

棚田百選

国指定文化的景観

 

 

そんな指定も受け得ている綺麗な棚田

 

 

 

ここを見学に訪れる方も多い

 

…とは言ってもドッカの観光地のように

インバウンドがドバッと訪れたり

土産物屋が建ち並ぶほどでもないけれど

 

ひっそりとした佇まいの棚田

 

 

 

『あらぎ島』という名称が付いてるけど

『島』でもなんでもなくて

川の蛇行に添って扇状に広がる地形

 

これを『穿入蛇行』というらしい

 

ヘビがニョロ

…って!?

 

 

イヤやん💦

 

 

オイトイテ

 

 

皮の蛇行によって出来た地形

この場所が山林から田んぼに生まれ変わったのは

1655年と特定されてます

 

 

田んぼの形成時期がハッキリわかってるって

めっちゃ珍しいことです

 

 

そもそも

その土地がいつ頃開墾されたとか

野原がいつ田んぼになったのか

なぁんてことは不明なことが多い

 

 

でも

しかし

but…

 

 

ココは年代も作った人も全部明白

 

笠松左太夫という地域の庄屋さんが

私財を投じ、指導して約3km南にある

湯子川から水を引く灌漑水路の工事を行いました

これによって水田の開墾が進み

この地に農業が栄えた

 

…そんな歴史があります

 

 

ま、詳しいことはオイトイテ

綺麗な棚田が広がる山里

 

 

四季折々

棚田は色んな顔を見せる

 

 

水が張られあたかも水鏡のようになる5月

 

 

そして夏になれば…

 

 

青々と稲が育ち

 

 

秋には黄金色に染まる

 

 

 

冬にはこんな雪景色に包まれることも…

 

 

そんなこんなの棚田

 

 

 

ここで採れるお米は『棚田米』として

とても人気

 

生産量は限られてますが、

一番上の田んぼ『天井田』から採れるお米は

秋篠宮夫妻や悠仁親王に献上されてます

 

秋篠宮妃紀子の父方のおじいさんが

この地方出身ということに由来します

 

 

そんなこんなの棚田米

 

 

おいしく頂けます

 

 

 

昨今は『令和のコメ騒動』と言われ

お米がスーパーから消える

お米が2倍の値段になった

 

…と大騒ぎが納まらずエライコッチャです

 

 

何が原因か…

色々言われてますが

買い占め、政府失策etc

タブン高値は当分続きそう

いや…

高止まりになるかも!?

 

 

おいしくて安いお米は中々手に入らない昨今

 

やっぱりねえ…

日本人はお米!

 

おいしいお米を安定して食べられるようになって欲しい

 

そう思います

 

そして農家さんにも適正価格で

儲かるようなシステムにしないと

ニッポンのコメ作りは途絶えてしまう

 

この地域も高齢化が進み

耕作放棄地がとても多くなってます

 

 

難しい問題は山積してますが

ニッポのコメ作り

いつまでも続きますように…

 

 

 

 

 

…ちゅうことで

 

ほな

また

 

チョキ