紅顔の美少年だったころ…
ははは…
💦
ホンマはワケワカメなガキでしたが
ははは…
そんなSAM少年は小さな頃から
クルマがめっちゃ好きだったのです
将来は自動車エンジニアになりたい
なぁんて密かに思っていたくらいでした
そんな少年SAM
親戚が持っていた観音開きのクラウンや
叔父さんのヒルマンミンクスなどに興味津々
サニー1000の発売キャンペーンに心ときめかせ
+100ccの余裕というカローラのCMに感心し
でも秘かにスバル360が欲しいなどと思い
夏休みの自由研究には『自動車図鑑』を
作って悦に入っていた少年でした
そのクルマ好きの少年SAMの目にとまった
一台の欧州車がありました
少年の目にはスゴくカッコ良く写り
こんなステキなクルマがあるのだと
心ときめかせたモノです
そんな想い出を抱いて
それから、数十年…
クルマ好きはそのままに
様々なクルマに乗り継ぎ
クラシックカーにも興味を持ち
イベントなどを主宰したりと
クルマ関係の輪も広がってきました
そんなこんなで
思いもよらなかった名車が
偶然にも手に入るという好機に恵まれ
中々の充実したクルマライフを送れております
そんな繋がりで
な、な、なんと!
少年SAMが憧れていた名車が
な、な、なんと!
知人経由で現れた!
そのクルマは1961年に発売され
1972年まで生産された北欧の名車
中々巡ってこないチャンス!
心は動くのです
そんなこんなで
少年の頃、心ときめかせたクルマ
今でしょ!
この黄色いクーペがやって参りました
その名を…
ボルボP1800E
…と申します
このクルマは
1961年に発売され1972年まで作られました
実に60余年も前にデザインされたとは思えない
この優雅で流れるようなライン…
今でもカッコええなぁ
…と思います
少年SAMはこのクルマに憧れた
今、それが手に入るなんて…
現在、日本にはこのクルマは60余台あるそうな
でも実際にナンバーが付いて走れる状態なのは
半分以下だという話しもあります
後ろのスタイルも個性的
スカンジナビアのクルマでありながら
アメリカ輸出を狙ったのか、当時のアメ車っぽい雰囲気も
テールフィンが特徴的
このボルボP1800Eは
2+2だけれど
登録では2人乗りとなっています
当時、正規に輸入されたクルマは
2人乗り登録となってるそうな…
このクルマの生産年式は1972年
いわゆる『最終型』です
1800という名前だけれど
排気量は2000ccで130馬力
電子燃料噴射4気筒
4輪ディスクで
最高速は190km/hをマークしていました
当時の高性能車だったのですね
このクルマを有名にさせたのは
TVドラマ『セイント 天国野郎』(原題『The Saint』)
『007』シリーズで有名になったロジャー・ムーアが主演し
このクルマで走り回ったのことで人気となりました
そんなこんなのボルボP1800
このクルマはギネス記録も持ってます
アメリカの学校教諭アーヴ・ゴードンさんは
1966年にこのボルボを新車で購入して以来
毎日往復125マイルの通勤を主として40年以上乗り続け
2013年9月18日に300万マイル(482万8,032km)に到達
ギネス世界記録に載りました
でもそれで終わったわけではなく
ゴードンさんの走行記録は死去直前まで乗り続け
最終的には約340万マイル(547万1,700km以上)という記録を残しました
一台のクルマを大きな修理もなく
これだけの距離を走ったということは
ボルボの耐久性を表す記録
さすがボルボですね
そんなこんなの
ボルボP1800E
出来るだけ乗り続けたいと思います
…ちゅうことで
ほな
また