ランチは太地の名物を… 給食の思い出と共に | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

本日のおウワサは…

 

ランチの話しです

 

でも

しかし

but…

 

 

素直に話しの本題に行かないところが

このブログ

 

まずは、どっかに遠回り…

 

 

そんなおウワサから

 

 

 

 

…ちゅうことで

 

突然ですが『同調行為』というンがあります

 

 

なぁにぃ?

 

特に子どもに多いのですが…

 

周りの様子を見て

他の子どもと同じようなことをするとか

同じ考え、同じ好き嫌いになる

 

そんな行動

 

 

自分の趣味嗜好とか主張とか考えとかに反して

他の子どもに同調する…

 

 

ひとりだけ浮くのはイヤ

みんなと同じだと安心出来る

 

 

それを『同調行為』と言うそうです

 

 

自分の考え

自分の主張

自分の好み

 

なぁんていうンを押さえて

みんなの考え&行動に無意識若しくは意識的に従う…

ややもするとネガティブな印象もありますが

当然メリットがあるからそんな行動をとる

 

■人間関係がスムーズに行く

■集団の一員として認められ、精神的に安定する

■選択に時間がかからない

 

そんなメリットがあるようです

 

 

そんなこんなで

昔から子どもの間でよくあったんは…

 

 

ニンジン、嫌い~

 

 

…というヤツ

 

 

なんでか知らんけど

ひとりが言い出すとみんなそう言うのでゴザイマス

 

幼稚園とか保育所に行くまでは

普通に食べていたのに

みんなが集まる幼稚園や保育所に通い始めると

 

突然…

 

ニンジン、嫌い~

 

…となる

 

そんな子どもあるある的な『同調行為』

 

 

モチのロンロン、デメリットもありますが

子ども達は『同調行為』をひとまず経験することによって

集団行動の意味を知り、その中から

人に合わせていくことのメリットと

自分の考えとのギャップによって

自分らしさを発見していく…

そんな成長もあるそうでゴザイマス

 

 

そんなこんなで

給食での『ニンジン嫌い大合唱』の同調行為と同様

ワタシの子どもの頃にはもうひとつの

『同調行為大合唱』がゴザイマシタ

 

 

それが

『クジラは美味しくない』

という、給食の時の大合唱

 

 

 

 

ワタシが幼少のみぎり…

給食には定期的に『クジラの竜田揚げ』

なぁんていうメニューがよく出たのです

 

 

当時のクジラはワラジを噛むように固く

(ワラジを噛んだことはないですが💦)

チョットした臭いがあったのかもしれません

 

 

多くの子ども達は

給食にクジラが出ると

『きら~い』『美味しくなぁ~い』

なぁんて言うてました

 

 

 

ワタシも『同調行為』の時期だったのでしょう

みんあと一緒に、『クジラなんてねぇ~』と言うてたかも!?

 

でも、

実は…

 

心の奥底では『案外、美味しいやんか』と思ってた

 

でも、みんながマズいとか嫌いだと言うんで

同調はしてましたが…

 

 

そんなこんなのクジラの記憶

 

ワタシが小さい頃にはクジラの肉は

普通に食卓に上り

タマにはイベントで『クジラ塊解体即売会』なるものも

催されていた記憶があります

 

普通にクジラを食べていた時代

ピークは1962年頃

 

それ以後は供給量が徐々に減り始め

クジラから鶏肉やブタ、牛肉などがとって代わり

1987年に商業捕鯨が停止となったことから

供給量が激減、庶民の食卓から鯨は姿を消してしまった…

という実態

 

 

給食で鯨肉を普通に食べていた時代は

1960〜1970年頃

 

これ以降はほとんど鯨肉を知らない世代となって

「鯨肉は珍しいもの」となってます

 

日本の伝統的な食文化…

とは言われますが、若い人々には

ノスタルジックでもなく、趣味嗜好でもないかも!?

 

 

そんなこんなの鯨肉

 

紀州和歌山にもクジラの町がゴザイマス

それは『太地町』というトコロ

 

捕鯨の町として有名で、イルカ漁も行われているので

つい数年前には反捕鯨団体のグリーンピースの連中が

地元漁師にエライコッチャ妨害を繰り返していたことも記憶に新しい

そんなクジラの町『太地町』

 

 

そんなトコロでランチを食べたというのが本日のおウワサでゴザイマス

 

 

やっと本題…

 

そんなこんなで紀州和歌山、紀伊半島のほぼ南端近くにある

太地町というところの道の駅にやって参りました

 

 

 

 

クジラとイルカの町

 

なので…

 

郵便ポストの上にも

イルカが…、いるか?

 

 

そんな道の駅

 

 

 

ココでランチを頂きます

 

 

道の駅なのでそんなに期待感はなかったけど!?

 

 

自販機でチケット購入したのは

昔懐かしい『クジラの竜田揚げ』の定食

 

1,000円也

 

 

友人はクジラのカツをオーダーしてました

 

 

こちらがクジラのカツ定食

 

ワタシは…

 

 

竜田揚げです

 

見た目はそんなに変わらない?

 

 

で、アカンやんの配置

 

お味噌汁の位置が

アカンやん…、です

 

関西人にピッタリくる配置はこれ!

 

 

お味噌汁はごはんの左上

これです!

 

ワタシダケ? チャ~ウヨネ…

 

 

そんなこんなで並び替えも済ませて

早速頂きましょう

 

 

 

クジラの竜田揚げ

 

おぉ!

 

柔らかい!

 

クジラ肉なので固いと思ってたら…

 

な、な、なぁんとぉ~!

 

メッチャ柔らかいヤン

 

 

ほんでもってニンニクが程良く効いて

中々やるヤン的なお味

 

 

道の駅なのでそんなに期待はしてなかったんですが

これで1,000円はコスパがいいかも!?

 

 

久々に鯨肉を頂きました

 

チョットカンゲキ

ヒデキか!?

 

 

 

今年、73年ぶりに捕鯨母船が新造されたというニュースを聞きました

 

IWCから脱退し、商業捕鯨が再開されます

 

 

捕鯨論争はまだまだ続いており

欧米、豪州などには根強い反対論があります

 

食文化としてならそれは必要ないという厳しい論調もあります

 

ニッポンの食文化を守る…、とは言っても

鯨肉世代ではない若者の心には響かないのが現実でしょう

 

果たして捕鯨の未来はどうなっていくのか、まだまだ不透明

 

ただ、クジラの数は増えているのは現実で

クジラが増えすぎるとイワシやサンマが激減したり

海の生態系にも多くの影響があるとも言われております

 

どこまで人間が自然を調整出来るのかとか

食の維持とか文化とかにどこまで入り込むのか

ま、論議は色々あるところです

 

なにが正解かどうかもよくわかりませんが…

ヒトツ言えるとすれば

 

 

クジラも美味しい、ナンチテ

 

 

生き物を殺し、捕食する…

牛やブタだとイイのか

クジラだとダメなのか

イルカはどう?

 

 

宗教論や食文化やご都合主義などなど

色んな考え主義主張が交錯する中

でも…

クジラも食べたいかも

 

そう思う日本人は世界から孤立するのでしょうか?

 

アラスカ先住民も食べてるでぇ

ノルウエーは世界一の捕鯨大国やでぇ~

 

と言いつつ

難しい問題なのですね

 

 

 

ま、とにかく…

 

 

 

クジラの竜田揚げは美味しかったです

 

 

 

 

…ちゅうことで

 

ほな

また

 

チョキ