待ち人、来たらず…
待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども
我としもなきため涙
今宵もつきも出ぬさうな
なぁんて竹久夢二じゃあるまいし…
待つ時間…
５分経ち
10分過ぎ
30分も過ぎると…
ちょっと心がざわつく
１時間が過ぎると
苛立ちを通り過ぎ
逆に心配が心をよぎる…
電話してみる…
出ない
１時間30分も過ぎると
心配と苛立ちが交錯する
1時間50分経過…
帰りたいけど帰れない
2時間チョット経過…
電話はでんわ、やし
連絡の取りようもない
不安がよぎる…
何度も通りに出て様子をうかがう…
闇の向こうから一筋のライト
見えたナンバーは『わ』
あぁ、やっと来たか…
不安が安堵に変わる瞬間
ちなみに
クルマは割合通ってますが…
そんなこんなの
ひと組様限定の一軒宿あるある
友達との待ち合わせなら
30分以上は中々待てないけれど
仕事は別
特に山里にある一軒宿なら
2時間過ぎたと言っても帰るわけにはいかない
普通の旅館やホテルだと
常時フロントに人が居るけれど
ひと組限定の一軒宿なら
そのたったひと組のお客様だけのために
お越しをお待ちする
随分到着が遅れても
待つしか無い…
帰りたくても帰れない
ひと組限定宿、あるある…
お客様はアメリカから
アメリカ人のご夫婦とそのお子様の3名様
そんなお客様が放って帰るわけにはいかん
ひと組限定お宿あるある
聞けば『熊野古道』を観光してから
この古民家宿に向かったんだという
熊野古道って言うても
どこ？
京都から熊野の地に向かう熊野古道
随分と距離も長いし
でも、きっと南紀の方かな
そこから3時間以上かかったって言ってるし
He sed …
『とても長いドライブだった』と
Here's how I respond to that…
ワタシはこう答えます
『それはタイヘンでしたね』
でも…
This is what I think in my heart…
『17時に来るって言うてたやん』と
ま、そんなに心の中で思ったんですけど💦
笑顔で対応
いつもニコニコ、接客業…
ま、お客様のご都合もあるでしょうし
キット時間配分もわかっていなかったのでしょうね
お疲れサマンサ…
無事に宿について良かったです。
ちょうど桜も満開
ニッポンの古民家をお楽しみくださいまし
桜、咲いたけど…
お宿の裏手の桜は満開です
ちょうど良い季節
アメリカからのお客様にも喜んで頂いております
目を転じて…
このブログでも何度か書いている山桜
もうかれこれ40年近く前に
信州、栂池高原から来た山桜
数年前にココに植え替えて
咲くのを待ってります
その山桜の近況は…
これが樹齢40年？
大きくなってヘンやん、
…と、しゃっくりクリビツいたオドロの貴兄へ
小さな鉢に30余年、
それが生育を阻害しておりました
それを数年前にココに地植えして…
でも、中々咲かない…
いや、だから…、かも！？
30余年も小さな鉢に閉じ込められていれば
そりゃ、あ～たぁ…
ココロもすさむ…
花も咲かない…
かな！？
で、晴れて大地に根を下ろして
数年…
そろそろココロ開いて
咲いておくれやす…
で、去年よりは多くの花を付けました
とは、言っても…
約12輪程度ですけど…
でも、その12輪がメッチャ嬉しい
実はこの山桜にはストーリーがあるのです
今回は書きませんが
だからこの木に花が咲くのは
とても嬉しいのです
もしこの木に満開満載の花を付ける日が来たら…
ゆかりのある方々をお招きして
花を楽しみたいと、そう思ってます
何年後になるかわかりませんが…
雲の上のゲストハウスの桜…
もう一見の宿、
雲の上のゲストハウス…
ここにも桜がございます
その中でも1番のお気に入りの桜は…
枝垂れ桜
まだそんなに太い古木ではｺﾞｻﾞｲﾏｾﾝが
可憐な花を毎年付けてくれてます
今がちょうど見頃…
枝垂れ桜って
ソメイヨシノにはない妖艶な雰囲気がある
なんだろう…
ベタに表現すると
色気があるってことかも！？
色もほのかにピンク色…
しだれ…
今が盛り
本日もお客様に楽しんで頂いております
春…
ですよね
天気よ方がくるくる変わり
今日はどうやら晴、かな
突然ですが、
仕事はお休みにしました
陽気に誘われて…
ちょっとおでかけ
…ちゅうことで
ほな
また
