本日のおウワサは…
とある西洋料理店に行ったのですが、
そこはナンヤカンヤと注文の多いお店でした。
どんな注文？
それは
文中中盤で…
そんなこんなおウワサは
先ずはここから始めましょう。
注文の多い料理店
西洋料理店 山猫軒
と言えば、
ご存じ宮沢賢治の短編小説、
『注文の多い料理店』
2人の若い紳士が
狩猟のために山奥に入り
不思議な西洋料理店に入ったところ
そこは客に様々な注文を付ける不思議な店。
色々注文鶏にしたところ最後は山の化け物に襲われる
そんなストーリーでした。
賢治の言いたかったこと
2人の登場人物は
ブルジョアの青年。
ブルジョワの青年を
自己中心的な人間に例え
人間の傲慢さの象徴としている。
それに対し自然からのしっぺ返しが来る
…というのが主題。
言い換えれば
文明社会に対する
賢治の警告だったのでしょうか。
ただ
見捨てたはずの犬に
救われるという所には
最後は自然に救われるという
オチが付いていますが…。
続 注文の多いレストラン
そんな宮沢賢治の短編を
思わせるかのようなお店に
出会いました。
モチノロンロン
賢治の世界みたいな
人間への警鐘みたいなモンじゃなく
ただただ
『注文が多い』
だけでしたが。
では
お話しを始めましょう…
気になっていた洋食屋さん
もう何年前からだろう
その看板がなぜか気になっていました
でも、
いつも通り過ぎるだけだったお店。
看板に踊る店名は
凄く美味しそうに感じる名前。
ここはきっと
美味しいんだろうなと
ずっと気になったた。
で
ここら近辺で所用があり
ちょうどお昼のタイミングと重なって
気になったこのお店に行ってみました。
なぜか店名を伏せる？
そう…
個人的な感覚なのですが
ワタシにはこれはちょっと…
という事があったので
警鐘の意味で？
ｿﾝﾅﾀｲｿｳﾅｺﾄﾃﾞﾓﾅｲｹﾚﾄﾞ
とても注文の多いお店でした。
先ずは入り口の看板には
こんな制限が
書かれています。
気持ちはわかるけど…
きっと
お客様に待たせることを避けようと
そんな思いやりかも知れませんが。
でも、
最初からストレートパンチを
噛まされたような！？
そして子ども連れの入店にも制限？
へぇ～、なんだか…
そんな想いを若干抱きつつ
入店致しますと…
おぉ！
張り紙がイッパイ！
宮沢賢治の世界？
注文がイッパイ書いてます。
まず目に付いたのは
『長居はご遠慮下さい』
確かに飲食店側とすれば
長居されるのは経営上良くないけど
でも、居心地が良いという裏返しでもあるし
飲食店は飲食のみならず
場所の提供もある。
客側にしても
雰囲気や混み具合を見て
そんなに自分勝手に長居するなんて
そんなヤカラは少ないと思う。
それを
最初っから
長居せんといて！
食べたらさっさと帰って！
…と言うのは
なんだかなぁ～。
割り箸を使う人は
一善10円
…って書いてます。
みるとココのお箸は
洗って使い回すヤツ。
それがイヤで割り箸だったら
10円追加！？
それくらいサービスしてね。
そして
『咳・咳払いするときは口を覆え』
…と。
まぁ、それはその通りですが、
ここまで書かんでも！？
ははは…
『たくさんとらないでください』
…と書いてるのは
紙のおしぼり。
まぁ、これもわからんことないけど
クッキリハッキリこう書かれるとね。
多くの方は節度ある使い方すると思うけど。
そして…
確かに
大きなテーブルに
2人程度で座られると
店も困る。
それはわかるけど…
でもなぁ～。
そして壁に書いてるんは…
スマホの使い方と
帰りに食器を置く場所の指定。
ははは…
ここまで来ると笑っちゃう！？
そんなこんなの
注文の多い料理店。
お料理を一生懸命作っているのは
まだお若く感じられるシェフお一人。
忙しそうに働いております。
ｺﾞｸﾛｳｻﾏﾝｻ
で、
ワタシのお願いしたお料理。
スペシャルBセット
1,180円也
ハンバーグは
和風とデミが選べますが
ワタシはデミにしました。
美味しいな、これ。
鶏肉の焼いたモノも
これも美味しい。
エビフライはまぁでしたが。
でも、
全体的には
美味しい洋食屋さんって感じ。
だから…
もったいないなぁ～。
こんなに張り紙で
注文を出さんでもエエやン。
その書いてるほとんどが
多くのお客さんはしないことだし
それをもししたところで
決定的な損害になることもないし。
もっと寛容になって欲しいかも！？
お料理は美味しいのだから
もったいないなぁ～。
そんなこんなの
新・注文の多い料理店
でした。
ちょっち
残念だなぁ～。
…ちゅうことで
ほな
また
