お客様が早朝に帰るという。
AirBnBのメッセージが6:00に入りました。
AirBnB
ご存じ?
ネットの宿泊サイトなんだけど
『じゃらん』や『楽天トラベル』なんかの
正規の旅館やホテルへの予約だけではなく
『民泊』から始まったサイトが
AirBnB。
アメリカ、サンフランシスコに本拠地を置いてます。
これは『マッチングサイト』で
泊める側は自分の家の空いてる部屋を泊まりたい人に提供する
泊まりたい人は格安で泊まれる、winwinのサイト。
…というもの。
『ウチの家には空き室があるし、お客さんを泊めようかな』
なぁんてサイドビジネス的に考える人や
いわゆる『民泊』を営む人とお客さんとを繋ぐサイト。
で、『民泊』が
一時期問題になったことは記憶にも新しい？
家の一室を貸したり、
自分が持ってるマンションの部屋を貸したりして
ソコに泊まったお客さんが大騒ぎしたり、
近所迷惑な行為をするなどして
規制を求める声が高まった時期がありました。
ｵﾎﾞｴﾃﾏｽ？
そんなこんなで
民泊と制度が少し規制されたり、
民泊自体が無許可で出来なくなった。
もともと民泊や空き部屋を泊まりたい人を繋ぐネットワークだったので
AirBnBは民泊規制のあおりを受け
2018年にホテルや旅館もマッチングするようになった。
要するに、
既存OTAに殴り込みをかけてきた！?
…と言うわけ。
OTAとは、『オンライン旅行会社』と言う意味で
『じゃらん』や『楽天トラベル』などのことです。
で、今まで『民泊』とお客様をマッチングするだけだった
『AirBnB』がホテルや旅館の取り扱いを始めたのです。
OTAに殴り込みをかけたAirBnB。
で、既存のOTAはチョットビビった。
なんで？
というのは、
既存OTAは手数料として
８～15％を取ってます。
つまり、
お客様が『OTA』からホテルを予約すると、
OTAはホテルからその宿泊料の
８～１５％を手数料として
旅館・ホテルからいただくというモノ。
つまり…
一泊20,000円でA旅館に泊まると
1,600円～3,000円の手数料を旅館が
OTAに支払う…、ということ。
ここに殴り込みをかけたAirBnBは
な、な、なんとぉ～
3％の手数料で殴り込み。
そりゃ、手数料が安いに流れるし。
売り上げの８～15％の手数料って
旅館・ホテル側に取れば痛い！
そんなこんなで
2018年、旅行業界に衝撃が走りました。
ウチの古民家宿も
AirBnBに参加してます。
でも、例の山村の例の古民家宿は
AirBnBではなく、
『楽天トラベル』『じゃらん』『relax』
などのOTAさんからの予約が圧倒的に多いです。
でも、
例の『雲の上のゲストハウス』は
どうゆうワケか
AirBnBじゃらのご予約が約90％で
残りの約10％がうちのホームページから直接のご予約。
AirBnB率がメッチャ高いのが不思議。
でも、去年、これも衝撃が走る事件（？）
…いや、
制度改正があって、
AirBnBのコミッション料、
つまり仲介手数料が
な、な、なんとぉ～！
3％から15％に
ドッヒャ～ッと言うほど激しい値上げが！！！
大きいよぉ、15％の手数料。
めっちゃ利益率がダダ下がり！？
でもなぁ～、
これってAirBNBの思惑通り！?
最初は安くしておいて
ある程度軌道に乗り、登録数も多くなったら
既存のOTA並み、イヤ、それ以上にしたろ…
という路線だったかも。
PayPayも最初は店に手数料無しで展開してたけど
みんなが使い出すと、ここや！…と言うタイミングで
手数料を取り始めた。
なんかそんな感し？
ま、ヨロシ
そんなハナシやなくて…
めっちゃAirBnBの話しが長くなったヤン。
ま、ウチもなんじゃかんじゃ言っても
AirBnBのサイトに登録しておりお陰で
お客様も多いという駆け引き的なもんですけど。
そんなこんなで
一番先に話しは戻ります。
そう…
お客様が早朝に帰るという。
AirBnBのメッセージが6:00に入りました。
6:30には宿を出るということです。
思わず、ラッキー！
そうココロの中で叫んだのです。
実は、この日は
お掃除スタッフが急用で休むコトとなっていて
ワタシが掃除とお客様を迎える準備に行かないとならない日だったのです。
でも、この日は他に用事が入っていたので
身体二つないし、どないしよう…と
そう思っていた日。
それが
な、な、なんと！
天は我に幸運を与えた！
午前6：30にチェックアウトしていただくと、
直ぐに例のゲストハウスに行き
掃除やメンテナンスをしても
いくら遅くても午前10時までにはフィニッシュ！
上手く行けば9時にフィニッシュ！
そんなこんなで
6：３０
向こうの山に朝日が当たってきれい。
明け方の空も
めっちゃクリア。
早朝の雲の上のゲストハウスは
真夏の酷暑とは無関係（？）の心地よさ。
空はキレイだなぁ。
山の緑も美しい。
残念だなぁ、
これ早朝の心地よさを
お客様にもゆっくり味わっていただきたかったのに…。
でも、ワタシはラッキィー
ﾅﾝﾁﾃ
そんなこんなの
夏の繁忙期。
例の山里の、例の古民家の宿は
夏の終わりになって少し開きが出てきましたが、
ど～ゆ～ワケか
この雲の上のゲストハウスは
おかげさまでまだ予約で満室状態。
お客様は神様です…
なぁんて古言葉が付いてでますが
中にはスンゴイお客様もいて
神様ではなく悪魔もタマには！？
💦
ま、お客様も色々です。
そんなこんなの
第二の仕事の観光業。
メインの仕事ではないけれど…。
まだ暫くは忙しさは続きそうですが、
あらかじめ段取りをすれば
ワタシも時間が取れることもあります。
夏やもん…
楽しみたいけどなぁ～、
そう呟いたりするのです。
…ちゅうことで
ほな
また
