古いのもは新しい?  レトロな世界 | The Sam's Room

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世の中は

不思議なことだらけ。

 

 

何でも反対

裏側というモンがあって

実はどちらも正解…、と言う矛盾。

 

 

こんなコトワザがあります。

 

 

女房と畳は新しい方が良い」

 

 

一歩間違えると女性軽視、セクハラ

なぁんていわれる世の中ですが、

 

あの新しい畳の香りと

感触、色はとても良いモンです。

女房は初々しい?

 

 

でも、

しかし、

but…

 

フランスではこういうコトワザがゴザイマス。

 

 

「女とワインは古い方が良い」

 

 

さすがおフランスざんす。

 

文化の違いと言いましょうか、

おフランスは経験重視?

 

でも、

ニホンのコトワザは『女房』

おフランスのコトワザは『女』

 

…ココが微妙やけど!?

 

 

そうそう、

反対のコトワザに

ニホンにもこ~ゆ~のがゴザイマシタ。

 

 

医者と味噌は古い方が良い

 

…と。

 

確かにねぇ~。

経験とか熟成とか

新しいモンにはない良さというのがある。

 

 

レトロ

 

 

そんな言葉が世に受け入れられているンも

 

新しいモノにはない風格とノスタルジー

 

そうゆうコトでしょうか?

 

 

特に若い衆には

レトロなモノに対する

逆の意味の新鮮さがあるみたい。

 

 

古いから新しい

 

矛盾大会のチャンピオンみたいやけど!?

でも、そういうこと!?

 

 

そんなこんなで

『古いモンが受ける』

…というコトでございましょう。

 

 

 

で、ね…

 

ウチのやってる

例の山里の

例の古民家宿

 

 

実は

なにを隠そう

ナンニモカクセヘンケド

 

お客様の層は、

20~30代の若者が約8割

 

おやまぁ、クリビツイタオドロ

 

な、な、なんとぉ~

古いモンが若者に受ける

…というのが証明されるているのでゴザイマス。

 

 

 

明治初期

 

150年ほどを経た古民家。

 

 

150年前の姿をそのままに残す

この古民家宿のお客様は若者が圧倒的多数。

 

玄関の引き戸を開けると

98%の方は

 

『わぁ~、すごぉ~い』

 

…と声を上げられるのでゴザイマス。

 

 

土間というのが珍しく

150年前にタイムスリップ

 

かまどをみると

 

『トトロの世界やぁ~』と。

 

 

若い方には見慣れていないモノがソコにアリ、

日常とは違う『異空間』に

逆に

『新しさ』『新鮮さ』

…を感じるのでしょうね。

 

 

ま、

ココはお宿で

毎日ココで暮らしているんじゃないから

不便でもそれは異空間だから許されること!?

 

もしココで暮らすとすれば

きっと不便で使いにくいだろうけど。

 

でも、

この古民家は

150年前のまま

大きく改装もされず

昔の姿を残したまま

現在に生き残っている…

それが貴重なのですよね。

 

 

ココを宿としているのは、

 

文化の継承

昔の暮らし体験

 

単にノスタルジックを

ウリにしているのではゴザイマセン。

 

アナログ回帰

 

IT時代

先端時技術社会も良いけれど、

 

だからこそ、

 

アナログ回帰も

人間性の復活的なところもあり

そういう体験が出来るのもヨロシイのではないかと…。

 

 

そんなこんなの

古民家宿。

 

 

そういえば…

 

ウチのカフェも

似たテイストかもしれません。

 

 

 

昭和の喫茶店

 

ソコをリノベしたのがウチのカフェ。

 

どことなく昭和の香りが残る空間。

 

 

 

店内には

 

昭和30年代のステレオや

古いピアノ、

クラシカルなカリモクのソファ。

 

 

モチノロンロン、

レコードも…。

 

 

 

そんなこんなの

レトロ。

 

 

古いモノが新しい…

 

 

不思議なことですが、

古いモンが新しく思える、

そぉなんですよね。

 

 

 

古いモノってあんまり残っていないから

だから希少的価値もあり、

少ないから珍しくて、

普段目にしないから新鮮。

 

 

性能や機能は

新しいモノがエエンは

アタリマエダのクラッカーやけど

 

 

でも、ね…

 

古い、伝統的なモンには

長く世に残る工夫と使い勝手と

味がある。

 

建築物にしても

伝統工法のすごさは

今なお遜色なく

場合によっては現在的なモノより

優れていることもある。

 

 

デザインだって

古いデザインという無かれ

伝統的なデザインは時代を経ても新鮮でアッタリする。

 

 

クラシカルなモノと

最新のモノ

 

 

それぞれの本当の良さがわかる

 

…というコトが大事なのでしょうね。

ウワッツラダケデハナク…

 

 

 

…ちゅうことで、

 

ほな

また

 

 

チョキ