京都栂尾 高山寺を訪ねて… | The Sam's Room

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高山寺を訪ねました。

今回は…

チョイとナレーションチックに

高山寺をご紹介するところから

はじまりはじまり…

 

 

 

… … … ■ ■ ■ … … …

 

 

 

 

京都の奥座敷

 

三尾と呼ばれ、

山々に抱かれた仏教の名刹は

深甚な雰囲気を醸し出す…。

 

 

訪れたのは、

栂尾高山寺。

 

 

高山寺は

明惠上人が後鳥羽上皇より

この地を賜り、

中興したという華厳宗の名刹。

 

中興…、とは言うものの、

実質の開祖とも言えるかもしれない。

 

 

 

 

10月末はまだ紅葉シーズン一歩手前。

 

参拝の方々もまばらで

寺内は落ち着いた様子。

 

 

もう少し経ち、

木々が紅く色づく頃には

多くの観光客で賑わう。

 

 

雰囲気はがらりと変わり、

あでやかにそして華やかに。

 

 

 

門をくぐると国宝『石水院』。

 

中興の祖『明恵上人』時代からの唯一の遺構。

 

 

 

 

趣ある渡り廊下を進んで行くと、

 

 

石水院扁額は画家・富岡鉄斎によるモノ。

 

 

手前は善財童子の像。

彫刻家・西村虚空の作で、

明恵上人は善財童子を敬愛し、

住房には善財五十五善知識の絵を掛け、

善財童子の木像を置いていたと言われるところから、

この木像を置いているのだとか。

 

 

石水院内部

 

左には『樹上の明恵上人座禅像』のお軸。

右上には『あるべきようわ』

そして、

木彫り小犬像は、明恵上人のお気に入りで

仏師・湛慶作と伝わっている。

 

そして、高山寺と言えば、

 

 

鳥獣戯画が有名。

漫画の原点とされております。

 

 

 

 

 

そんな石水院。

 

 

 

さてさて、

こうゆう書き方はチョイと疲れてくるんで、

いつもの口調に戻そか!?

 

 

そんなこんなで、

とりあえず石水院をぐるりと廻っていると、

住職(…という表現は正しくないカモシレンけど)が

出迎えて頂きました。

 

そうです、

今回は参拝目的ではなく、

チョイと別件。

 

 

住職に茶房に案内され、

お茶を頂きつつ、

四方山話。

 

 

 

住職さんはよく喋ってくれます。

話が弾むのでゴザイマス。

 

 

 

ココの中興の祖、明恵上人の姿。

 

色々お話をし、

そして、いよいよ…

 

本来の目的に移りましょう。

 

 

…ちゅうことで、

 

 

これなんです。

目的は…。

 

 

実は

なにを隠そう

ナンイモカクセヘンケド

 

ここ高山寺は日本最古の茶園があったところ。

 

中興の祖『明恵上人』が

臨済宗開祖の栄西禅師が南宋から持ち帰った茶の種を譲り受け、

栂尾のこの地でニホンで始めてお栽の栽培を始めた…

 

と言うのがニホンのお茶園の元祖。

 

宇治茶も明恵上人がお茶栽培を勧めたのが起源だとか。

 

 

そんなこんなの

高山寺茶園。

 

 

で…

ね…

 

 

実は

なにを隠そう

ナンイモカクセヘンケド

 

ワタシ達は明恵上人の顕彰を行う会を

主宰してるンでゴザイマス。

 

川端康成や河合隼雄、白州正子など

多くの著名人にも愛された明恵上人を

広く知って頂き、顕彰する

切り口のヒトツとして

『ニホンにお茶を広めた明恵上人』

…にスポットを当てて、

より身近に感じてもらおうという策!?

 

 

ま、

そんなこんなで、

高山寺の住職にもご協力頂き、

ニホン最古の茶園の

明恵上人によるお茶の木をお裾分けして頂き、

これをワタシどもの土地で栽培し

顕彰とその心に学ぼうという取り組み…

ナンチャッテ

 

 

で、普段は立ち入り禁止の茶園。

 

 

ここで茶の枝を頂き、

接ぎ木。

 

そして、

茶園の種も拾って頂き、

種からも育てようと。

 

ご住職も

以前からそれをご存じだったので

もう既に種から育ててくれておりました。

 

そんな鉢のヒトツ。

 

 

こんなん、数鉢作ってくれてました。

 

おおきに!

ご住職!

 

 

そんなこんなで…

 

 

明恵上人がニホンに広めたお茶、

明恵生誕の地、和歌山で復活します!

 

 

ちなみに…

ここのお茶は他のお茶とDNAが違うそうです。

ウソカホンマカシランケド…

 

 

 

…ちゅうことで、

 

ほな

また

 

チョキ