西国さん『今に残る難所』…だって!? | The Sam's Room

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本日のおウワサは…

 

ボチボチ西国参り

 

…でゴザイマス。

 

 

ホンマ、ボチボチです。

 

 

西国三十三所観音巡礼

 

 

1200年余の昔

徳道上人によって創設

花山法皇で中興された

西国三十三所。

 

 

観音霊場巡礼

 

人々はなにを求めて

巡礼するのか?

 

ココロの癒やしを求めて

大慈大悲の菩薩様に帰依する

 

ナンチテ

 

 

元より深い信心なんて

欠片も無いワタシですが

いつか巡ってみたいとは

ず~~~~~っと

思ってました。

 

 

いつかいつか

…は、いつなのか?

 

いつか、いつかと言ってる間に

時は過ぎ去り

かなりしゃなりのお年頃に!?

 

 

いつかって

言うてる場合チャウヤン!

 

 

…ちゅうことで、

思い立ったが吉日、𠮷年。

 

今年から始めてみました。

 

ことし?

もう10ヶ月も経つのに

三十三所のウチまだ3つ、って

 

なんなん?

 

ま、西国さんは逃げませんので(?)

ボチボチ行きましょか…

 

 

と、言うことで、

4つ目の『西国巡礼』は

 

西国一の難所と言われる

4番札所

 

槙尾山『施福寺』

 

…でゴザイマス。

 

 

大阪府は和泉市の山の中にあるお寺。

 

世は流れ

時代は大きく変わり

西国巡礼もクルマで楽々

ケーブルカーやリフトで楽々

…という時代の流れに唯一逆らってるのが

 

施福寺

 

今なお、歩いて行くしか無い(…らしい)

 

ま、西国巡礼なんで

全部楽々楽ちんよりは

難所と言われるところがあってもエエはず。

そんなこんなで、

事前のリサーチで

イチバンの難所というお寺に行くことに致しました。

 

 

そんなん言うてるけど

ホンマは裏道かなんかあって

クルマで行けるンチャウか…

 

なぁんて不届きなことを

思いつつ、間違って細ぉ~い裏道を

行った先が駐車場。

 

 

もうこれ以上クルマは行けまヘンでぇ~、

というトコロで泣く泣くパーキング💦

 

お寺の入り口には

観光センターなる名前だけはたいへん立派な

失敬!

 

旅館 兼 売店 兼 食堂

 

そんなんがありました。

帰りにお餅を買っちゃいました。

で、ココのオッサンが

『ココの直ぐウラにエエ滝あるで、見たらエエどぉ』

…と仰る。

 

それはまた参拝の後でね。

 

…ちゅうことで、

歩き出します。

 

 

入り口にまず関所!?

 

入山料500円也をお支払い。

 

前に写ってる3人の方々は赤の他人、

知らぬ存ぜぬ人でゴザイマス。

同行者ではゴザイマセン。

 

同行は…

 

 

西国巡礼は『同行二人』と申しまして

観音様と一緒に

二人…

 

観音さんってヒトとチャウから

『○人』と数えるンはどうかと思うけど…。

 

ま、とにかく西国巡礼は

観音様との同行二人、

…というのが基本中の基本なのでゴザイマス。

 

 

そんなこんなで、

 

 

山門でゴザイマス。

 

いざ行かん!

 

 

おっちらおっちら

石段を登ります。

 

右には谷川の音が

心地よく耳に入ってきます。

 

おっちらおっちら

 

 

 

野の花

草木が

 

ココロを

癒やしてくれます。

 

ナンチテ

 

すれ違う参拝の方のほとんどが

山行き姿!?

 

山登りスタイルなのには

ちょっとビックリ。

 

やっぱりココはハードなんやな。

 

と思ったトタン、

黄色い声が…

 

『いやだぁ~、おいてかないでぇ~』

…という若い女性の声。

 

お参りを終えたであろう

若い女性がスカート姿で、

そこら辺で拾ったような木の杖で

なんやキャ~キャ~

イイながらやってきました。

 

前には男性が歩いておりました。

 

んっ?

 

歳とバランスがおかしい!?

カップルの割には

なんかちぐはぐヤな…。

 

『せんせぇ~、置いてかないでぇ~』

 

甘ったるしい声でスカートの女性が言う。

 

 

先生?

 

なんの先生じゃ?

 

なんやよ~わからんカップル。

秘密のカップル?

 

…とドウデモエエハナシを少し挟んでしまいました。

 

西国巡礼

 

ココロの旅なのに

真っ白い気持で。

 

ピンクの気持は行けませぬ…、ナンチテ。

 

 

そんなこんなで、

 

 

石段が続きます。

 

 

まだまだ続きます。

 

 

途中には…

 

 

大阪市内

神戸を望めるビューポイント。

 

 

しばし、ここで一息ついて、

 

 

最終最後の石段。

 

前を行くのは

80歳をかなりすぎたであろう

ご老人と息子さんでしょうか、

ゆっくりゆっくり登っておられました。

 

おきばりやしておくれやすぅ~。

 

 

そんなこんなで、

 

 

施福寺

 

みやまじや

ひばらまつばらわけいけば

まきのをでらに

こまぞいさめる

 

ご詠歌でゴザイマス。

 

 

このお寺ってめっちゃ古いんですってね。

弘法大師様が20歳の頃

この寺で剃髪したんだって。

 

お軸と納経帳、そして白衣に

御朱印を頂きます。

 

 

御朱印を頂くときに

書いてる方が

『今日はラッキーですよ、秘仏公開です』

…と仰る。

 

是非ご覧なさいと。

 

 

『写真は自由に撮っても結構ですよ』

…と仰る。

 

 

モチノロンロン、

オススメに弱いワタシなので

金500円也を支払いお堂の中に。

 

 

ご本尊様

 

 

涅槃

 

 

 

 

そして、このお寺の象徴的な仏様。

ただ今絶賛公開中!?

 

 

馬頭観音

 

ニホン唯一

足の裏を見せてる観音様

 

 

馬頭は、

アタマの上に馬。

馬は人間の生命力を表しているそうです。

 

そして足裏。

アタマが馬で人間の生命力を表し、

その生命力の源は足であるとの事から、

足の裏を見せてるという

ニホン唯一の馬頭観音様。

 

ありがたやありがたや

 

健康長寿をお祈り致します。

 

 

そんなこんなの

西国巡礼の難所巡り。

 

 

実は

思ってたほど難所では無かったかも。

 

構えた分だけ

気持が楽?

 

元々山登りもしていたし

意外と苦行ではなかった感じ。

 

まだ体力は大丈夫かも…

知らんけど。

 

 

そんなこんなで、

登り始めて立ち寄った売店のオッサンが言うてた

お滝に立ち寄りました。

 

 

 

おぉ~、すんごい。

 

70m級?

 

立派なお滝。

 

 

そんなこんなの西国巡礼4カ所目。

 

 

この調子でいけば

三十三所満願はいつ?

 

何年かかるのでしょうか?

 

 

ま、慌てずボチボチ。

 

 

楽しみ半分

いや全部?

 

般若心経は暗唱してヘンし

ワケワカメだけど

 

仏説摩訶般若波羅蜜多心経

照見五蘊皆空度一切苦厄

色即是空空即是色

色色色色 色ぱっかり?

 

そんなアホな…

 

 

 

ココロの旅を続けます。

 

 

 

 

…ちゅうことで

 

ほな

また

 

チョキ