お屋敷でランチはいかが? | The Sam's Room

The Sam's Room

おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

なんだかねぇ~。

まだ暑いよね。
10月に入ってるし…
でも、今度の土日も30℃くらいに!?

いつ衣替えしたらエエねん!!!
…って感じ?

ガーン



なんだかねぇ~。

地震、多いよね。
東北でも震度5があったとこやし、
お江戸でも震度5強!

経済や産業のヤバいニッポン、
あまりにヤバいので地面も震えてる!?
…って感じ?

ガーン



なんだかねぇ~。

阪神、負けてもたやん。
ヤクルト連勝続きで、ヤバいンちゃうの?
16年ぶりの優勝が目の前やのに…。

今日からの首位攻防、ヤクルト戦やで。
ココで頑張らんとどこで頑張る!
…って感じ?


ムキー



なんだかねぇ~。
なんだかねぇ~、
なんだかんぇ~。


そんなこんなのコロナ禍ニッポン、
皆様いかがお過ごしですか?


なんだかなぁ~、
…なぁんて、色々つぶやいてみても、
つぶやくだけではナンも変わらん。


前向いていくしかないな。
ま、冒頭の『なんだかなぁ~』は
自分の力ではどうも出来ひんコトやけどな。

出来ることは頑張って
やっていこうではありませんか!


そんなこんなで、
頑張ってればおなかも空く!?


なんやねん…
結局薬局放送局…

食うハナシかぁ~い!
…と、人間三欲の代表格、
食うという欲のおウワサでゴザイマス。


… … … ■ ■ ■ … … …



そんなこんなで、
久々に訪れたのは…



エントランスが長く、

そして、この門構え。




そうです、
ここは…




六三園

 

和歌山市堀止西1丁目3−22



実は、
何を隠そう、
ナンニモカクセヘンケド…

北浜の相場師で『今太閤』と呼ばれた、
松井伊助の別邸の跡。

お屋敷でゴザイマス。
敷居が高そう?

実はそんなこと無いのですけどね。


で、株相場でめっちゃ成功した伊助が
別邸として、大正末期から建築にかかり、
昭和3年、伊助63歳の時に完成したので、
『六三園』と名付けた…、らしい。

この名前、『六三園』にはまだ意味があって、

6と3はオイチョカブで9になるから
カブ=株で縁起がいいから…、やて。

ほんでもって、
伊助の株取引番号も63
 

敷地の面積も63,00坪…
…って、これホンマ?



そんなこんなで、
『六三園』というらしい。


ほな、門をくぐって、




広い車寄せが有り、
左手には、




ライオン?

これは、伊助が相場で勝負していたところ、
大阪の堺筋の難波橋にあるのと同じと言われます。

そんなこんなで、玄関。




えっ?

『がんこ』?

そうなんです、
例の『がんこ寿司』の9軒の
お屋敷シリーズのヒトツ。

でもね…
いまは『がんこ』になったけど、
以前は『高級料亭』やったんやでぇ。

全体はこんな感じ…





そして、この建物は『登録有形文化財』に
指定されてるし、立派なモンやな。

 




で、この六三園の歴史をチョイと語ると…、

伊助亡き後、
戦前のことやけど、
旧、和歌山銀行のシャチョ~が買い取り、
戦後はGHQによる接収があったけど、
昭和28年に元のオーナーの手に戻り、
『高級料亭』として営業してたんやな。

和歌山を代表する高級料亭やったな、当時は…。
ワタシもタマには(?)行ったもんです。
結構高かったけど、
茶室でもプライベート感たっぷりに宴を楽しめました。


でも、和歌山銀行は時代について行けずに再編…、
和歌山でイチバンの地銀である
紀陽銀行に合併されたのを機に、
和歌山銀行のシャチョ~の手から離れ、
『がんこ』が買い取った…、知らんけど。

そんなこんなで、
平成17年やったか、平成18年やったか忘れたけど、
がんこフードが買い取って、
今の『お屋敷がんこ』となったという訳やな。

ちなみに、
がんこフードのシャチョ~の小嶋氏は
和歌山の出身やし、これもご縁やな。

小嶋さんの『がんこ』商業のハナシもオモロイでぇ~。
そんなハナシは長くなるんでまたいつかの機会に…。

そんなこんなで、
つらつら&ぶつぶつ&くどくど言うてんと
中に入りましょ。




玄関から廊下。

外から、
中から





そんなこというてんと何食べたって?

ほな、ランチの内容は…




季節の造り膳
上天ぷらと季節の野菜付き

税込み 2,508円。

めっちゃ中途半端な値段設定!?

8円の端数って、どぉよぉ~。
まけてんか!

ま、そんなこんなで、
ランチに,すればチョット高いカモしれへんけど、
タマにはエエや、ナンチテ。


ほな、あっぷっぷ…



お造り




上天ぷら




季節の野菜?
ん~~、あまり季節感無いけど!? ナンチテ


ま、がんこのお料理ですから、
がんこはがんこ…

良い意味でもそれ以外でも、
がんこはやっぱりがんこやな。

がんこフードの『お屋敷がんこ』は
全国に9軒あるそうです。

和歌山のお屋敷がんこは
シリーズ4軒目。

ワタシはまさかココが『がんこ』になるとは思ってなかったなぁ。

以前の高級料亭だった頃は
凄くて入れもされていて、
お庭もキレイだったけど、
最近ココ…、
手入れが行き届いていない感も!?

チョット残念…、かも。


でも、考えてみれば、
お料理を頂ける場所として残り、
意外とお手軽にくることが出来るように生まれ変わったのも
ある意味良いのかもしれませんね。

がんこフードは経営も順調そうだし、知らんけど…。
ま、こんなかたちで 
このお屋敷が活用されていくのは
良いことなのかもしれませんね。


…ちゅうことで、

ほな
また

 

チョキ