古い人間なんですかねぇ~。
♪ なにからぁ~ なにまぁでぇ~ ♪
♪ まっくらぁ~ やみよぉ~ ♪
♪ すじのぉ とおらぬことばかりぃ~ ♪
往年の銀幕のスター
鶴田浩二さんも歌とうてます。

『傷だらけの人生』
やくざ映画といえば、
高倉健
鶴田浩二
2大やくざ映画のスターでゴザイマス。
その鶴田浩二 アニキが歌って大ヒット、
傷だらけの人生。
冒頭では、こんな台詞がありました。
古いヤツだとお思いでしょうが
古いヤツほど新しいモノを
欲しがるものでございます。
そんな名台詞…。
そぉなんです、
古い古いというけれど、
古いモンを愛するのは
マットウな心根の持ち主なのかもしれません。
この歌、
実は…
昔気質の侠客が
世情の乱れを嘆くといったもの。
侠客(きょうかく)…ちゅうンは
『やくざ』のことなんですが、
やくざはやくざでも、
いわゆる単なる暴力団ではなく、
任侠の世界に生きるヤツのことでござんす。
任侠…、
強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「渡世人」。
いやはや、そういうタイプの方々は
もはや消滅、
若しくは絶滅危惧種!?
任侠映画も、もう誰も作れヘンし、
数年先には死語。
いや、もう既に死語ですなぁ。
でも、
しかし、
but…
義理に厚い任侠といっても、
所詮はヤクザ…。

決して褒められた生き方ではない!?
暴力、血みどろの争いはついて回る。
やっぱり、
アカンのでゴザイマス。
人間、なんの理由があろうとも、
人様の命や身体を傷つける、っちゅう行為は
絶対にアカンのです。
…ちゅうことで、
任侠の美化というのも考え物!?
そんなこんなの
『古い人間』。
『古いタイプ』
古い人間ほど、
義理堅く、
スジというモンを大事にするのでゴザイマス。
古い…、
そう…、
実は、
何を隠そう
ナンイモカクセヘンケド
古いものほど、
それまで培ってきた
そして、生きながらえてきた
価値というモノがあるのかもしれません。
古いモンに価値、って?
新しい物好き、
消費社会では古いモンには
そこに価値は見いだせないかもしれません。
でも、
しかし、
but…
古いモノには
前述の通り、
古さ故に持つ時間的価値、
その時代を反映したステイタス、
他にはないという希少価値
ノスタルジック
そして、思い出…
そんなモンが詰まっているンですよね~。
ワタシもどちらかというと、
古い人間…
肉体的年齢も賞味期限が切れそう!?
ナンチテ
そんなワタシは古いモンが好きと言いつつも、
実は
ミ~ハ~なので、
新しいモンも大好きで、
すぐに飛びつくのですが、
でも、
古いモノも好きです。
ドッチヤネン…
古いモノと言っても、
骨董品とか、古美術とかじゃなくて、
ワタシが好きなのは、
もっと単純に
オヤジ族が割合共通して好きな
古いクルマとか古いバイク。
なんかノスタルジックで良いなぁ。
今の便利で安全なクルマは
モチのロンロン、機械としてはすごく良い。
でも、何かが足らないのです。
それは…
雰囲気であり、
古典的な機械らしさ、
かもしれません。
そして、
何にまして、
乗ることの楽しさ、
操縦の楽しみ。
機械の息づき。
スタイルも特徴的。
今にはないものがそこにある…、ナンチテ。
なんか古いクルマを見ると、
きゅんとするのです…、ははは…。
オトメカ?
そんな古いクルマ好きが高じて、
クラシックカーのイベントを主催してました。
12年ほど続けていたクラシックカーイベント。
メインステージは、
和歌山の中世ヨーロッパと呼ばれる、
『ポルトヨーロッパ』。
ココを貸し切りまして、
クラシックカーイベントをやってました。

そのときの写真…
全国からクラシックカー愛好家を集めて、
ラリー形式での、
乗って遊んで、仲間との交流のイベント。
スタートは、ポルトヨーロッパ、
ココを出発して、1泊に日のラリー形式走行イベント。

途中、和歌山の名所やを走り、
和歌山の美味しいモンも食べつつ、

白浜などにも立ち寄り、
そして、


旧白浜空港滑走路を借り切っての
走行会も。
滑走路なので、MAXスピード測定も!?
そんなこんなのクラシックかーイベント。
メイン舞台は、
中世ヨーロッパsの雰囲気を持つ
和歌山のテーマパーク、
ポルトヨーロッパは絶好の開催場所でした。

中世の町並みを再現したポルトヨーロッパには
クラシックカーが似合います。
ま、そんなこんなの
クラシックカーイベント。
結構大きな労力が要ったなぁ。
イベント告知、募集、
パンフレット作成、
スポンサー集め、
コース図作成や、その他諸々。
楽しいけれど、
主催者としての仕事はイッパイあったし、
10余年継続してきたけれど、
体力的(金銭的も含め)に大変すぎて、
やめちゃいました。
ただ…
古いクルマは今でも乗ってます。
6年前まで乗っていたクルマ、

約20年間、
ワタシを楽しませてくれた、
1959年生まれの英国車、
ヒーレー・スプライト。
ライトウエイトで軽快なハンドリングは素晴らしかった。
そして、

蛙の顔みたいなキュートさも!???
なかなかお気に入りのクルマでしたが、
どうしても譲って欲しいという方が
5~6年、ずっと懇願されて…。
そんなとき、
『私の車を買ってくれませんか』…という
方が現れて、
ちょうどそんなご縁もあって、
スプライトとは惜別して、
やってきたのが今も乗っている…

メルセデスベンツ 280SL
1968年、ドイツ生まれ。
2人乗りのオープンカー。
写真では、ハードトップという屋根を付けてますが。
そんなこんなで、
クラシックカーに携わっていると、
そ~ゆ~クルマも回ってきます。
買ってください、売ってください…
みたいな!?
そんなこんなで、
このメルセデスも非常に、
…と言うか、
めちゃ安で手に入りました。
それも、
知人であるこのクルマのオーナーから
買ってください、この値段で…、
という相手方のお値段ご提示ですから、
ワタシが値切った訳でもなく、
愛好家として、
大事にしてくれる人に
愛車を譲りたいという気持ちでしょうか?
激安でゲット!?
そんなこんなのクラシックカーの世界。
そのバイブル的な月刊誌、
『マーマガジン』がえらいことに!?

毎月定期購読している、
月刊誌『カーマガジン』。
主に古いクルマを掲載している
マニアックな雑誌です。
これが、
な、な、なぁんとぉ~~~
休刊
休刊するというのです。
あぁ、時代かなぁ~。
今や若者は、クルマ離れ。
こんなマニアックな雑誌も
なかなか売れない???
カーマガジンよ、おまえもか!
…って感じ!?

今後は不定期版のムックになるそうです。
なんか、寂しいな…。
そんなこんなの
ノスタルジックな世界に遊ぶ…
というおウワサも、
なんか哀しげなものと!?
古いクルマを愛する…
これもヘンタイな世界ですかねぇ~、ナンチテ。
ははは…
…ちゅうことで、
ほな
また
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