不満があります…
文句があります…
やるせないのよ…
なんでやねんな…
そんなこんなの
不平不満と怒り、のようなモン。
そんなことを感じる…
SAMでゴザイマス。
なぁんて、妄想写真で、
今回のおウワサの始まり。
そんなおウワサは…
だいたいやねぇ~、
だいたいやねぇ~、といえば、
それが口癖の竹村健一さん。
91ヘヤ~のオッサンももうい~へんようになってもたな。
…って、それ誰!???
ま、若いモンはシランかも…。
そんなこんなで、
だいたいやねぇ~、日本はおかしいでぇ~。
もともと、日本…っちゅう国は、
モノを大切にする、国やったはずや。
着物もそうやな。
『仕立て直し』というやり方で
ずっと一枚の着物を何十年と使ってた。
舞子はんの着物なんて、代々百年以上も使うてるモンも多いし。
きものは1枚の反物から作られてる。
でも、洋服は型紙使うて生地を裁断するンで
一度仕立ててしまうと生地には戻されへっh。
でも、きものは使えへん部分は切らずに縫い込んるし、
縫い糸を解いて並べ替えたらまた反物に戻せるんや。
一度仕立てた後も、
解いて洗い張りをしたら、
元の縫い目も消えて、
また新たな寸法のキモノに仕立て直すことができるんや。
究極のエコやな。
昔は、普通に家庭でも
こんな洗い干しをしてる光景があったモンや。
イツノジダイヤネン、ッテ!?
陶磁器を直す「金継ぎ」…ちゅうンもそうやな。
欠けたり割れたりした器を、
漆(うるし)を使って修復する伝統的な技法…、
それが『金継ぎ』っていう技法や。
とにかく『モノを大切にする』っちゅう文化…。
日本人の美徳やってん。
資源に恵まれてヘン国やし、
第一、モノに対する『愛情』があったんやな。
ほんでもって、
使われヘンようになったもんでも、
感謝と愛情を込めて、
『針供養』とか『筆供養』なぁんてことをする。
日本では古来より、
さまざまな道具の供養をやってきた。
これ、っちゅうンは、
日本独特のモノに対する精神で、
常日頃からモノを大切にしている表れやもんな。
モノづくりのための道具を供養する、…ちゅうんは
モノにも魂が宿っているといことやし、
物にも命があり、大切なモンやという敬いのココロの表れやな。
そんな誇るべき日本の文化…
でも、
しかし、
but…
もう無いかも!?
我がニッポンは、高度成長期から
そんな文化をかなぐり捨てたんかもしれん。
使い捨て…
高度成長期からオイルショックに陥ったが、
しかし…
『使い捨て文化』だけはまだまだ台頭し、
ニッポンのいろんな製造業が
「使い捨て」産業へとばく進し続け、
成功をおさめ、
またまた経済が拡大していったのですなぁ。
安い生産コストを追求し、
安い海外の生産地域へと製造拠点を移し、
庶民は安くて軽薄なモノに消費が流れ、
そして、
資金は株や土地の投資に流れ…、
バブル経済へと進んでいった。
それも長くは続かず、バブルがはじける…。
これって、『使い捨て文化』というンは
経済の破綻を意味してるってコトかも!?
そんなこんなで、
クッソ難しいコトになってしもた…。
で、なんやねん?
何を言いたい?
実は、
何を隠そう…
ナンニモカクセヘンケド
何でもかんでも新しいモンがエエとか
古いモンはアカンから買い換えンとアカンという文化…
これが腹立つ、
不満やねんな。
クルマのことやねん。
古い自動車のこと。
これはワタシの個人的嗜好なので、
皆様にはご理解いただけんとは思うけど、
古いクルマが好き。
今のクルマは「便利で安心で、
しかも、クリーン…。
それはめっちゃ理解してるし、否定する気は毛頭無いし
実際に新しいクルマにも乗ってる。
新しいクルマはエエモンや。
でも、
しかし、
but…
古いクルマには魅力があんねん。
今のクルマには無い雰囲気や、
機械と工夫と文化がある。
スタイルもそうや。
ノスタルジックなことで言うてるんかもしれんけど
でも、今のクルマには無い個性もあるし。
でも、
しかし、
but…
日本、ちゅう国は、それを否定する。
古いクルマに乗るな!
古いクルマは悪やで!
…と仰る。
その証拠がこれや!!!!
ほらほら、
新しいクルマの税金は安いのに、(一番上)
古いクルマはなぁ~んと全部5万超え!!!!
,
58,600円に76,400円
むっちゃ高い!
金額の横に『J15』と書いてるンが高い理由。
つまり…
自動車税は新車新規登録から11年経過で
税率が重くなる「重課」が始り、
13年経過すると自動車重量税も重課になる。
要するに、古いクルマは税金が高い…、ちゅうことや。
なぜか?
表向きは…
古いクルマはクリーンじゃ無いので
クリーンでエコなクルマに買い換えろ!
…という政策やねんな。
実は、新車を売るために自動車メーカーが
裏で動いたといううわさもある!?
確かに、昔のクルマは排気ガスも汚いし、
燃料も大食い。
エコじゃ無いけど…。
でも、新車を作るタメに排出するCO2と
あまり普段乗らない古いクルマを維持し続けるんと
CO2排出量はどう違う?
ま、それはクソ理屈かもしれんので
言わんとくけど、
イウテルヤン!?
でも、13年で、新車に買い換えなはれ!
…とお国はのたまう。
だって、58,600円とか、76,400円も自動車税がかかる…。
しかも、これに重量税も『重課』されるんやで。
やってられへん…。
古いクルマを大切に乗る…
これって『悪』ですか?
アカンねん…
悪やねんな…
だから『重課』という罰則が組み込まれてるんや。
だから、古いクルマに乗るワタシは『悪党』や!?
でも、
しかし、
but…
ヨーロッパなんかは、
古いクルマほど税金が安くなる。
フランスは10年落ちの車なら新車の半額程度。
イギリスでは1972年以前のクルマは税金免除。
イタリアでは減税対象となり、30年以上の車両は免除。
スエーデンやオランダでは25年以上経った車は自動車税免除。
こんな違いがある。
ま、燃費の悪い、クリーンではないクルマは
地球環境には良くないのは確かにそうだけど、
でも、否定されてしまうのも
古いクルマを愛するものとすれば…
少し不満。
モノを大切にして、価値を見いだして、
クルマという文化の証を愉しむ…
でも、
クリーン&エコでないから悪…
それはそうかも!?
でも、自動車文化を否定されるんもなぁ…。
なんか微妙です。
地球環境はすごく大事なことだから。
CO2削減は急務だから。
むっちゃ微妙…
「保育園落ちた日本死ね」と言った
母親の一言が国会にまで届き、国は対応した。
でも、
『古いクルマを放れという日本死ね』と叫んでも…
きっとお国には届けへんやろな…
しゃ~ない…
泣きながら税金、支払います。
毎年のことやから…。
…ちゅうことで、
ほな
また