海のマーケット
なんかそんな言葉を聞くと
わくわくする…。
美味しいモンがあるぞぉ~、って感じ!?
そんなこんなの、
海のマーケット
『浜のうたせ』というのンが出来た。
『たちうお漁獲量日本一』を誇る
有田箕島漁業協同組合が直営する『海のマーケット』。
場所はこんなトコ。
ここら辺りは、
大阪湾からの内海系水と、
太平洋からの黒潮が入り込むトコで、
おさかなの種類も豊富で
沿岸漁業の盛ンなとこなんやな。
太刀魚の水揚げ量が日本一やし、
鯛や海老やアジ、etc…、
水揚げ魚種は年間で300以上もあるんやて。
スゴいな。
そんなこんなの、
漁協さんが直営の『海のマーケット』に行ってきました。
今年の5月30日にオープンしたンや。
ホンマは4月オープンの予定やったらしいけど、
例の新型コロナの影響で、5月末にオープンがずれ込んだそうな。
着いたンは10:30頃で、チョット早いな、
と思ったンやけど、
ひとまず『食堂』の方を覗いてみたら、
およよ…
どやさ…
なんですとぉ~!?
ま、ま、まんせきぃ????
満席、って…
あ~たぁ~、
まだ10:30ですよぉ。
どやねん…
待ってるのは5組ほどですから…、
ってスタッフの方が言うし、
まだこれから混み合って来て
エライコッチャになるらしいので、
並ぶンはイヤやけど、
参列…。
オープン後、まだ一ヶ月も経たんし、
まだオープン景気が続いてるンやな。
こんな時間でもう満席…。
駐車場には大阪や奈良のナンバーのクルマがいっぱい停まってたし。
しゃ~ない、
並ンだるわいっっっ!!!
海を望める食堂は大盛況。
…ちゅうことで、
並ぶンが嫌いなワタシやけど、
せっかく来たんやし、待つのです。
でも、
しかし、
but…
意外や、意外…。
お客さんの流れが速いわぁ。
5~6分で入ることが出来ました。
そんなこんなで、
この日、『限定100食』という海鮮丼をオーダー。
本日の海鮮丼
1,500円也
どれどれ…、
どんなお魚チャンがお入りになってるんでゴザイマスカァ。
アップップ…
ほほぉ~、
先ずはヤッパリ、日本一の『太刀魚』。
そして、タイにイカ、マグロに甘エビ、そしてイクラ。
そんなラインナップですね。
美味しそう~、
美味しいんです!
で、で、で…。
『他人の花は赤い』…と申します。
気になる、同行氏の『天丼』。
人のものは美味しく見えるんです…。
欲張りかっっ!?
うらやましがり屋かっっ!?
ね、ね、ね…
美味しそうヤン!
でっかい足赤エビが2尾、
太刀魚のでっかい天ぷらに
これまたでっかい野菜天。
たっぷりの天つゆがかかって…
たまりまセブン…。
ひ、ひ、ひとくち…
幸いにも優しい同行氏は、
足赤エビを一尾、くれました。
うぉ~、さんくすベリマッチ。
美味しかったです。
そんなこんなで、
食事を済まして、
外に出ると…
わぁおぉぉぉ~~~!
どやねん…
めっちゃ長い行列になってるヤン!!!
あ~、良かった少し早く来て…。
そんなこんなで、
海鮮の美味しい食事の後は、
マーケットの方に行ってみることに。
並んでますなぁ~、
辰ガ浜漁港のオチャカナ達…。
ヤッパリ『太刀魚』でしょ。
太いわぁ~。
ちょっとちゃいますな、
この太さやったら、めっちゃ美味しいやろな。
刺身に焼き物、天ぷら、煮付け…
何にしても美味いでぇ~、きっと。
一匹ずつ捕った方の名前がお魚に貼ってるンも
生産者の顔が見えて安心安全感を醸し出してます。
タイも…
イッパイたい!
イサギも…
この価格のイサギ良さ!?
ハゲも…
ハゲしく激安!?
で、
こんな珍しい魚も…
これは、解説に寄りますと、
こんなに書いてました。
『マツカサウオ』って言うんだってね。
スーパーなどでは絶体に並ばない、
いわゆる『漁師食い』というヤツ。
漁獲量が少なく
市場に出回らずに漁師さんだけが食べてたというヤツ。
そんな言葉に弱いけど…
チョット見た目が良くないかも!?
買おうかなぉ~
買わんトコかなぁ~、
ヤッパリやめて、
タイと太刀魚と小海老にしました。
鮮魚の他にもいろんなモンを売ってます。
大漁旗や、
記念撮影用の船?
そんなこんなの『浜のうたせ』、
大繁盛中ですねぇ。
で…、
『うたせ』って
なぁにぃ?
小型船による『底びき網漁業』のことで、
ここ、辰ヶ浜漁港を中心として、
昔っから「ウタセ」と呼ばれている漁法。
HPより
辰ガ浜ではこの黄色い船が『打たせ船』。
ゴッツいエンジン積んで、
めっちゃ早朝、午前3時頃に出港して、
紀伊水道の和歌山県沿岸でタチウオやエビ、マダイなどを
獲って午後4時頃に帰港するんや。
HPより
漁法は底引き。網を投げ入れて約2時間、
海の底の方をひいて網を巻きあげれば、
竜宮城からのプレゼント、お魚チャンが沢山入ってるというワケ。
港に戻れば、
名物『リヤカー』で漁師の奥さん達が
船と市場の間をめまぐるしく走り回る…、
そんな光景がここの日常。
船が入れば…
写真はHPより
そんなこんなの『浜のうたせ』。
新しい名所が誕生しました。
新型コロナ禍でエライコッチャの経済…
ちょっとでも明るいキザシが見えれば、
そう思います。
…ちゅうことで、
ほな
また