『ずぼら焼』、懐かしい銘菓を堪能…、の巻 | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

名物…
懐かしい…
思い出イッパイ…


得意げ



そんなモンがありますよね。


食べ物にもそんなモンがある。


にひひ


地元の人にとれば『ソールフード』?、…かな。

ソレがこの店で売ってるモノ。

イメージ 1


地元で無くても、これだけでもうオワカリの方も多いはず。
ユウメイデスカラナァ…

ここは海南市の東浜商店街(和歌山)。


ワタシの地元では無いけれど、
でも、
ワタシのとってはスンゴク懐かしく、
ハートにググッとくるモノを売ってるのでございます。

それはこのお店の名物


ずぼら焼き

…というモノ。


ワタシのハートを射止めて、離さないモノ…、なのでございます。




ほな、なぜそんなに思い入れがあるのぉ~、って?


その理由は、単純・明快!?


かの昔、父母がお土産でしばしば買ってきてくれたモノだったから。


もうかなり昔のコトでございます。


当時は…
今のように豊富にスイーツなど自由勝手に食べられなかった頃でゴザイマシタ。
小学生だったワタシには質素な駄菓子を食べて楽しむのが関の山…でございました。
ビンボウダッタ…カモ!?


そんな少年時代、
ここのお店のホカホカの『ずぼら焼き』は、
ワタシのとってトッテモ『豪華で贅沢な食べ物』だったし、
とても魅力的だったのでした。


だから…、
父母が仕事か何かで海南市に行くと知ったときは、
もう少年ゴコロはワクワク。
とっても楽しみでございました。

ずぼら焼きが食べられる…
至福のひとときが味わえると。

そんなこんなの少年時代の思い出がココにはございます。



そんな『ずぼら焼き』。

久々に買い求めて参りました。


イメージ 2


思い切って(? )2箱。


一箱に10個入っているので、合計20個。

あぁ、ゼ~タクでございます。


昔、少年時代に父母が買ってきてくれたのはせいぜい一箱。
10個でゴザイマシタ。

それを楽しみに兄弟でワケワケして食べたものでございます。


あぁ、大人になってゼ~タクになりましたなぁ。

2箱、20個でございます。(*^o^*)


では、オ~プン!

イメージ 3


おぉ!!!!

変わらぬビジュアル。

もう何十年となく変化していないこのビジュアル。


一個、手に取ってみましょう…。


イメージ 4


これが、少年SAMの心を捉えた『ずぼら焼き』様のオスガタ。


今川焼きじゃん!
回転焼きじゃん!
ジャンジャンイウナ!? ナンチテ

…と、仰る貴兄へ。

そう、そうですよ。

一般的には、『今川焼』とか『回転焼』とか言われているシロモノ。

ここ、海南のお店では、昔から『ずぼら焼』と言われて市民のそールフードとして親しまれている。
…と思います。




ほな、食べてみましょ…。

イメージ 5


この甘く炊かれた黒あんがタマリマセブン…。

あぁ、昔っからの味やナァ。

エエドォ~。

一口ほおばると、少年の頃の記憶が蘇るのです。


あぁ、懐かしい…
あぁ、美味しい…


モチのロンロン、
豪華絢爛きらびやかなお菓子では無いけれど、
この素朴さが今もなお、心を捉えて放さないのでございます。


今では、中の餡が、黒あんと白あんだけではなく、
カスタードやチョコなどとバリエーションが増えました。

でも、昔は黒あんと白あんだけだったよね。


その昔、

父母はいつも一箱買ってきてくれて、白あんと黒あんは5個ずつ入ってました。
見た目には黒あんか白あんかわからなかったので、
ロシアンルーレット状態…。

黒あんが好きなワタシは、白が当たったときの放心状態、ガッカリ状態は筆舌に尽くす!?

そんな思い出もありますなぁ…。


にひひ


そんなこんなの『ずぼら焼』。




変な名前やけど…、なんで『ずぼら』なんやろ?

聞いた話しでは2つの説?


ヒトツは…、
昔、餡に使う小豆の価格が上がっても気にせず、それは『ずぼら』に考えて、
お客様には同じ値段で同じ味を楽しんでもらおうと、創業者が名付けた…、という説。



もうひとつは…、
昔、創業者が太腹の気のいいお爺さんだったけれど、『ずぼら者』だったので、
いつしかその創業者の作るのを『ずぼら焼』と呼ぶようになった、という説。


どっちがホンマ?


ワタシはよく知りませんが…
もしご存じの方がいらっしゃったら教えてくださいませ。

地元の有名ブロガーの『モノノフさん』だったらきっと知ってると思いますが…。
オシエテクダシマセ…。


そんなこんなの『ずぼら焼』。



懐かしさをかみしめつつ、
少年時代を思い出しつつ、
懐かしいお味をタンノウさせていただきました。

ごちそうサマンサ…



ほな

また


チョキ