空き家再生…

今、急速に『空き家』が増加しています。
人口が減少に転じ、
特に地方では少子高齢化と過疎化が急速に進む中、空き家もドンドン増えてきています。
特に地方では少子高齢化と過疎化が急速に進む中、空き家もドンドン増えてきています。
その数…
2013年の統計楕後、空き家数は全国で819.6万戸もあるそうで、
住宅総数(6,062.9万戸)に占める空き家率は13.5%となっています。

この数は賃貸住宅の空き家も含んでいるので純粋な『誰も住まなくなった家』とは若干数字が違ってきますが、この『誰も住まなくなった空き家』、つまり、引っ越しや建て替えや、誰もいなくなって住まなくなったという空き家は、2008年~2013年の5年間に50万戸も増加(増加率は+18.7%)しているそうです。

そうやなぁ…
子ども達が都会に出て行ってジイちゃんバアちゃんだけになってしまった家、
後を継ぐ者もなく、
その役割を負え絵しまう運命の家…
その役割を負え絵しまう運命の家…
そんな民家がドンドン増えているのが現実。
東京一極集中が続き、
日本人の10人に1人が『東京』に住む という歪な構造の現在ニッポン。
日本人の10人に1人が『東京』に住む という歪な構造の現在ニッポン。
田舎の家は急速に空き家化が進んでいます。
そんなこんなの『空き家』。
でも、『空き家』は資源。
この資源を活かそうと、空き家をリノベーションしたり移住者に提供したりするなどの試みが
全国各地で進められていますが…。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
まだまだその歩みは小さく、効果も限定的なのかもしれません。
今、大きな予算をかけずに、
そして地域にある資源を活かして、
地域を活性化して行くには『空き家の存在』を上手く利用しない手はない…、
そんな想いがあり、いま、それを現実に使用と動き始めています。
そして地域にある資源を活かして、
地域を活性化して行くには『空き家の存在』を上手く利用しない手はない…、
そんな想いがあり、いま、それを現実に使用と動き始めています。

…ちゅうことで、
色んなケースを見ていたいと思い、今回は茨城県のとある地方に行って参りました。
茨城県…
いばらぎ県…、
いやいや
いばら『き』…、だそうです。
ドウデモイインダケレド
ドウデモイインダケレド
でも、
茨城県の人に取れば、『ぎ』じゃない! 『き』だ!!!!
茨城県の人に取れば、『ぎ』じゃない! 『き』だ!!!!
というコダワリがあるのだとか。
…ちゅうことで、イバラキに来たのでございます。
前回ブログの通り、
本場の『常陸秋そば 』、しかも気合いの入った手打ちの美味しいお蕎麦を頂いた後に向かったのは…、

立派なお宅ですなぁ。
その前で佇むのは、ココを活用しているNPO代表のオッサンと、ウチのスタッフK嬢。
このオッサン(失礼、S氏です)はなかなかオモロイ方で、
この空き家を『様々な田舎体験』が出来る施設として利活用をしている方です。

広い敷地にあるこの古民家…、
築、約150年の家屋で約80坪のかなり大きなお宅。
ここをベースに、『田舎体験』を楽しんでもらおうというのがココの活動ベース。
ソバ打ち体験、餅つき体験、かっぽ酒つくり、フナやコイ釣り、ハイキング、滝巡りなどなど。
それに『地産地食』として地域の食材を利用した郷土食などを楽しめる仕掛けもあり、
家族や友人達とも楽しめる利活用を行っていました。
それに『地産地食』として地域の食材を利用した郷土食などを楽しめる仕掛けもあり、
家族や友人達とも楽しめる利活用を行っていました。
ココの特徴的な形式…、それは『NPO会員』というシステムを取っていること。
ココを利用するのは年会費1万円を支払い会員となること。
そうすれば、すごく安い価格でこの古民家を利用でき、
しかも、それは一組だけの貸し切り利用が出来るというシステム。
建坪が80坪もあり、大きな庭も付いた物件を独り占め!?
使い方は色々…

シカもリーズナブルに田舎体験が出来るというのが受けて、
例の3.11地震と津波前まではかなり多く利用されたそうですが、
それいご風評被害などで客足ががた落ちしたそうですが、近年少しずつ戻りつつあるということでした。
まだ、そんな被害が続いているのですね…、怖いことです。
で、このNPOはもうひとつ古民家を持っていて、

こんな山間の古民家も利用できるということでした。
ここなら大音響でもどこからも文句はでないそうです!!!!
そんなこんなの『古民家利用』。
もうひとつ、
この地域では昔の『酒蔵』を利用して
地域の方々が楽しめるスペースづくりをしている方々もいらっしゃるそうです。



ここは、地元の方が集う場として、
色んな会合や仲間内の飲み会、演芸や落語会などにも利用されていると仰っていました。
全国各地に色んな取り組みがあります。
その土地ならではの文化や伝統があり、それも資産として新たな人の流れが生まれるかもしれません。
地方創生…
そんな言葉がブームになり、
地域の活性化が活発になりそうな感がありましたが、なかなか進んでいないのもまた現実です。
地域の活性化が活発になりそうな感がありましたが、なかなか進んでいないのもまた現実です。
都市圏への一極集中がまだまだ進行している中、地方の衰退に歯止めはかかっていません。
小さな試みではありますが『古民家活用』もそのひとつの解決方法かもしれませんね。
とにかく…
日本の行く末は『地方の活性化』にかかっているのかもしれません。
都会での暮らしは便利で物理的に住みやすいのかもしれませんが、相反することもあります。
不便で暮らしにくい場所でも、利便性・物理的なモノに勝る『暮らし』も存在します。
また、そんな『田舎の暮らし』は出来なくても、田舎体験によるココロとカラダの癒やしも必要なのかもしれません。
古民家活用…
色んな意味で、地域活性化だけではなくて利活用の場面がきっと求められるようになってくるモノだと…、
思ってます。
いかがでしょうか…
ほな
また
