森の京都の美味しいカフェを訪ねる…の巻 | The Sam's Room

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もうひとつの京都…

なんやそれ?

京都はひとつちゃうんかい?




違うんです。

京都には色んな顔がある…。


笑顔、泣き顔、怒り顔!?

  


…ちゃう!

そんな顔やない。

もうひとつの京都とは『3つの京都』のこと。

なになになぁにぃ???

もうひとつ って言うたやンか!

3つかいぃぃっぃぃ!!!

…という突っ込みが聞こえてきそうですが。

そぉなんです、『3つの京都』。

コレはなにもワタシが勝手に言うてるンやない…。
京都府が公式に言うてること。

ほれほれ…、

京都府のHPでは…

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ほらほら、

もうひとつの京都、って言ってるでしょ。



で、…

ほらほら…

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京都市HPより


3つの京都 です。


で、今回訪ねたのは、そのうちの『森の京都』。
京都府では以下の通りHPで言うてます。


京都府中部地域(亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北)の「森の京都」には、日本の原風景が残る美山かやぶきの里や芦生の森をはじめとした豊かな自然、鮎や丹波くりや北山杉などの森の恵み、京都市中心部から約1時間と都会からも近く、人と人とのつながりのある豊かな暮らしが残る地域です。


自然豊かな京都の奥座敷…。

…ということは、ご多分に漏れず過疎化が進んでいるとこ、ちゅうことですか?

そうなんです、自然は豊かですが、人口は豊かじゃない!?


…ということは、子どもも当然少ない。
…ということは、学校が廃校になるの。


そぉなんです、廃校になる学校がドンドン増えてるんでしょうね。
そんな『森の京都』の京丹波町にやって参りました。


元は『質美小学校』という学校。

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昭和35年に建てられたというかなりしゃなりレトロな木造校舎。
2011年3月に閉校になったそうです。

何もここだけの話やない。

今全国では人口減少、過疎化などなどで廃校になる現象が止まらない。

過去12年間でその数、約6千校。


ろ、ろ、ろくせぇ~ん!?


そぉなんです、6,000もの学校が閉じられているのです。

あらら…

地域のランドマークであり、資源でもある学校。
それが廃校となり、子ども達の声も消え、地域に活気がなくなっています。
自治体もそれを持て余し、再利用されないまま朽ちていくのが現状で、とても悲しい現実ですね。
でも、それを民間に託して利活用を促すように解放すればその資源は再び生きて地域の活性化にも繋がるというのに、行政は積極的に動こうとしないのも現実…。
ザンネンデスガ…。


利活用をしなければ…とは思っているはずですが、
なかなかアイデアや実行力が無いのでそのまま捨て置かれているケースがホトンでのようです。

でも、ココは違う…。

使われなくなったココ、旧・質美小学校は京丹波町より管理を委託された質美地域振興会が運営しています。
要するに、地域の住民達が関わる中で有効活用していると言うこと。

ココには、いくつかのショップやカフェなどが入り、
多くの人々が町内外から集まる新たなマチの『ランドマーク』として生まれ変わっていました。

廃校活用の成功事例…

そんなコトで全国からの視察も絶えないのだとか。


ワタシも廃校活用に携わる仕事もやっているコトから、訪れてみたかったところだったのです。



…ちゅうことで、先ずはココで腹ごしらえ!?

なんやなんや、仕事とか言うて、単にカフェ巡りとちゃうのん…、って!?

あ、あ、あほな!

ちゃいます。

でも、食べに行こ!!!

???


ナイフとフォーク


…ちゅうことで、旧・質美小学校の中にある『Pandozo Cafe (パンドーゾカフェ)』へ。


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長~いローカの奥にそのカフェはありました。

メッチャ人気のカフェだそうです。


日曜日などには1時間待ちというコトもあるそうな。

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ココのウリは、釜焼きピッツア&生パスタ。

ノスタルジックな香りを残す教室で美味しいピッツアと生パスタ…
楽しみですな。



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ほな、ごちゅ~もぉ~ン!


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メニュー、いっぱいあるな。
優柔不断になる多さ!?

で、ワタシ達がチョイスしたのは…

マルゲリータとパスタ。

では、れっつ・い~とぉ!

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ますはサラダ…

まぁ、これは普通やな。











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ガーリックトースト

最近チラチラ見る盛り方ですね。
このトースト、メッチャ美味しい。


ココは元々はパン職人さんだった方がやっているお店。

さすがに職人、美味しいです。








いよいよメイン…。


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マルゲリータ エクストラ


トマトソースにモッツァレラ。
このモッツァレラがまたまた美味い。地元・京丹後産のチーズ。
丹後ジャージー牧場のモノだとか。

絶品やな…。

高温で一気に焼き上げているようで、これも美味しさの秘密。


ラブラブ!



ほな、もう一品…


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緑のカルボナーラ…

ほうれん草と生パスタのドッキング、ん~、ぐ~!

半熟トロトロ卵とのマッチングもぐ~!


ほな、マゼマゼ…

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平麺との絡み具合も良いですな。

もちもち感がたまりまセブンなパスタでございました。
美味しいな、ヤッパリ人気が出るはずです。


そんなこんなで美味しいイタリアンを頂いた後はまたまた校舎の散策。


ココの元小学校には色んなショップが入ってます。

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入り口付近にある『えほんちゃん』は絵本業界では有名なショップ。

また、趣味の世界の延長の骨董品屋さんや、
美味しいケーキのカフェや地元産原料を使ったおかきのお店など廃校を有効活用されていました。

いいですね、こういう使われ方。

賃貸料はすごく安く設定していて、
使われなくなった資産を上手く活用している良い事例でした。


そんなこんなの『廃校を訪ねる』でございました。

ほな…

また…

チョキ