現在和風…
なんのこっちゃ?
現在風の和風…
マンマ、アッタリ前の解説やな、わかれヘンがな!?
現在和風…
今の最新技術を活かし、その中にも伝統的な和風の佇まいを創出していく、というモノらしい。
それはなぁにぃ????
それは…
京都 迎賓館。
海外からの賓客をお迎えするところ。
日本の歴史、文化を象徴する都市である京都で、海外からのVIPを心をこめておもてなしするための施設で、
日本への理解と友好を深めていただくことを目的としているそうです。
平成17年に建設され、海外からの賓客がココを訪れております。
その京都迎賓館が一般公開されるそうな…。
へぇ~、行ってみようかな…。
そう思いついたのが土曜日、
早速、日曜日に行ってみることにしました。
早速、日曜日に行ってみることにしました。
9時から入場整理券を配るそうです。
行こ、思い立ったが吉日!?
わ~ぷぅ~!
京都御所でございます。

ひろぉ~い御所の中、迎賓館に向かって歩きます。
砂利の上をジャリジャリジャリ…。
ジャリの上を歩くとウルサいのです、やかましいのです。
ジャリジャリジャリ…
砂利の上を歩くとウルサいから、うるさいガキのことを『ジャリ』と呼ぶそうな!?
どうでも良い?
どうでもイイって!?
どうでもイイって!?
そう、どうでもイイんです、そんな事…。

朝、9時から入場整理券を配布するということなので、ワタシ達が御所に着いたのが8:10。

およよ…
どやさ…
ぎょぎょ!?
ぎょ、ぎょ、ぎょうれつがぁ~~~~、
むっちゃ出来てる!!!
むっちゃ出来てる!!!

9時から配布なのにもうこの行列!?
まだ8:10だよぉ。

甘いなぁ…
実に甘い考え方や!!!!
先頭の人に聞いてみると
『ワシ、5時30に来たでぇ』
ぎょぎょぎょ!!!!
あっでぇ~!!!
あっでぇ~!!!
ご、ご、ごじぃ~、
さ、さ、さんじゅっぷん~!?
そか、先頭の人ってそんな時間から並んでいるンやな、ご苦労さんガリア…。

ちゅうことで、ワタシ達も行列に入ることに。
どやねん…
時間が経つにつれアホほどの行列になったでぇ。
訪れたこの日、5月日は、1,500人が入れるんだって。
8時40分頃には、もう行列している人が予定の1,500人をオーバーしてしまったのでココでチョン。
うちきりぃ~となりました。

今回は試験公開だそうです。
この様子を見て、平成28年7月下旬より海外からの賓客をお迎えするのに支障のない範囲で、
一般公開していくそうな…。
そやから…
こんなに並ばんでも、7月以降だったらいつでも観られるようになる????
よくよく考えてみたら、アホみたいな話しやな、ってか!?
まぁ、よろし…
そんなこんなで、入場整理券をやっとゲット。
これが入場整理券。

第5区分…。
こんな感じで第7区分まで整理券を配布しておりました。
一人一枚。
第5区分なので14時から15時の間に入れるというチケットですね。
ほな、それまで…。
買い物でも行く???
買い物でも行く???
それともお茶して、ランチしてからいこか…。
ちゅうことで、The time had passed…

午後2時、イヨイヨ迎賓館見物が出来る時間となりましたので、再びやって参りました。


ほな、入りましょ。
ごめんやしておくれやす…。
入るでぇ~!

おぉ~、広いのぉ~!
パノラマでどうぞ!!!
でも、外観は意外と質素やなぁ…。
落ち着いた屋根の色。
トタンか?

と、と、とたん…って、あ~たぁ!
安モンの家やあるまいし、トタンじゃないよね。
屋根工事を検討する分科会まで設けたんやてぇ。
延べ三十回以上もの会議で素材、工法、設計などの方針を決めていったそうな。
延べ三十回以上もの会議で素材、工法、設計などの方針を決めていったそうな。
屋根材は、瓦屋根よりも軽く銅板より耐久性が高い、ニッケルステンレス複合板だって。
この緑色の部材はネッケルステンレスで硬く加工が難しいことから屋根への使用例は少なかったそうな。
とにかくこの迎賓館は長期間に亘って使用できるように最高の技術と手間をかけて建てられたというのがこ~ゆ~トコロにも出ています。
さぁ、では中に入りましょ。

ホンマはこの正門から入るンがアッタリ前なんだけど、それは賓客だけ。
賓客?
いや、ワタシ達は『貧客』なのだぁ~。
読み方が一緒でも、ドエライ違いやなぁ…。
で、その『貧客』のワタシ達はここから入る????

クルマが入る地下駐車場から????
どやねん…

地下には迎賓館の紹介ビデオが流れ、その先には厳重な警備。
空港のゲートみたいに探知機が置かれ、そこからイン。
空港のゲートみたいに探知機が置かれ、そこからイン。
ここで、一端また外に出て玄関から…

玄関の扉…
4枚引きの扉は福井県産の樹齢700年のケヤキの一枚板。その中でも中杢(なかもく)という木の中心部からわずかに取れる美しい部分のみを使ってる。
木目の美しさは最高ですね。
では、第1のお部屋…

聚楽の間(じゅらくのま)
この部屋は、晩餐会などが行われるときに、
招待された方や、その随行員の待合などに使かわれるそうです。
お次は…
夕映の間(ゆうばえのま)

日本画家・箱崎睦昌氏の原画を基に製作された壁面の綴織りの題名から名付けられたそうな。
この部屋は、大臣会合などの各種会議や、立礼式のお茶のおもてなしに使ったり、
賓客への歓迎セレモニーの会場としても使かわれるそうな。
広いな…。
次は…
藤の間(ふじのま)

この部屋は、京都迎賓館で最も大きな部屋で、
晩餐会や昼食会、あるいは歓迎セレモニーの会場として使われるということで、
こんな感じで食事会が行われるそうです。
オヨバレされたいどぉ~。
全景はコレ…

一番広い…
ホンマ、広いな。
ウチの今と同じくらい広い…なぁんちて、うそぴょん!?
壁面装飾の綴織り「麗花」。日本画家・鹿見喜陌氏の原画を基に製作されたもの。

「藤の間」という名は、「麗花」(れいか)の主要モチーフ。
花言葉が「歓迎」である藤に由来するそうですよ。
花言葉が「歓迎」である藤に由来するそうですよ。
そしてこの間には舞台があり、能や日本舞踊などの伝統芸能を賓客が鑑賞出来るようにもなったいます。
次行こ!
次の間に行くまでにあったのが…

和厨房。
本格的な京料理を提供できる厨房。
本格的な京料理を提供できる厨房。
で、この厨房の向こうにあるのが、
桐の間(きりのま)

「桐の間」という名は、部屋の主要な装飾モチーフが、
日本国政府の紋章であり、京都迎賓館の紋章でもある「五七の桐」であることに由来するそうな。
デッカイ漆塗りのテーブルは12mの一枚板だとか。
畳敷きの大広間の「和の晩餐室」。いわゆる掘りごたつ形式になっていて、
最大24名までの京料理の会食が出来ると言います。
このお隣の和厨房でつくったお料理が提供されるんですな。
京料理だけや無いでぇ、芸舞妓による日本舞踊や、筝曲の披露などで賓客をおもてなしをするそうや。
いっぺんでエエから、呼んで欲しいなぁ…。アカン???


こんな防犯カメラが随所に!!!
さすがに立派な迎賓館やモンな、イタズラされたらアカンもん。
監視がキッツイでぇ。
監視がキッツイでぇ。
で、外に目を転じると…





立派なお庭が…。
ほんで、このお池には…


ぶくぶくお太りになった鯉がイッパイイッパイ住んでらっしゃる…。
どんなエエモン食ってるンやろ?
丸々太ってタイヘン立派な鯉たちでございます。
丸々太ってタイヘン立派な鯉たちでございます。
そして、

その池を優雅に楽しむ船遊び用の和舟が。
なぁんとぉ~!
この舟を使った要人はたったの4組しかないんだとか。
もってぇねぇ~!
ワタシ、乗ってあげても良いけど…。
ダメ???
乗せてくれないの??
ダメ???
乗せてくれないの??
ケチっっっっっ!
…ちゅうことで、そんなこんなの京都・迎賓館の見物でございました。
あぁ、見物客じゃ無くて、正客で来たいモノですなぁ。
一生かかっても無理やけど!?
いや、ひとつだけ手があるとすれば、お付きで来る?
いや、やっぱり同じくるんやったら正客で来ンと意味がないけどな 。
いや、やっぱり同じくるんやったら正客で来ンと意味がないけどな 。
まぁ、どっちに転んでも無理な話…、嘆息…。
迎賓館…
使っている部材は超一流、ソコに半端ない伝統技術が活かされ、
しかも新たな和風建築技術が随所に取り入れられている。
この素晴らしい日本建築の美と技を外国人賓客がどこまでわかるかどうかは別として、
次世代に残すべき技をここに集結しているという価値は高い…、かな。
だってね、
この造りはにしめて240億円が投入されているのですから!
今回は試験的公開で、この成果を元に今年7月からの通年公開を目指すそうな…。
その目的は…、新たな集客施設というコトらしい。京都の新たな魅力が増えそうです。
5月9日まで試験的公開、行ってみる価値はあると思います。
5月3日までは1日1500人、4~9日は1日2000人だけの限定公開です。
5月3日までは1日1500人、4~9日は1日2000人だけの限定公開です。
是非是非…、
おこしやしておくれやす。
