洋食屋さんでカツレツを!   神戸開花亭でランチの巻 | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

カツレツ…

なんかノスタルジックな洋食の代表かも!?


カツレツ…

なんかイイ響き。



似たようなモノでも、


トンカツ…

これだとなんかブヒブビ、ってイメージでダサい感じがする!?


ぶーぶー   ぶーぶー   ぶーぶー


でも、
しかし、
but…

トンカツじゃなくて、
カツレツっていうと、なんかエキゾチックでシャレっぽい。



嗚呼、妄想かな?  もう、そうンなコト言って!?
もうそぅ っとマトモで洒落たダジャレはないのぉ?




とにかく、
言葉っておもしろいよね。
チョットした違いで感じ方が違うんだもんね…。



でも、トンカツとカツレツっておんなじモンなんやろか?


違うそうです。

カツレツって…
フランス料理のコートレット(Cotelette)が元で、基本は子牛肉のスライスを衣をつけてソテーしたもの。


方や、

トンカツは…
日本で出来たものだそうです。モチロン、カツレツの真似やと思うけど!?
で、豚ヒレ肉の厚切りに、衣をつけて油で揚げたものだよね。


カツレツが子牛肉
トンカツが豚厚切り肉

ソティーと揚げるという違いも。



そか…


にひひ


でも、カツレツって言っても『ポーク』を出す処もあるよね。
それもあり…だそうです。


でも、なんでカツレツがオシャレな感じがして、
トンカツは庶民的でオシャレ感が薄いんだろう…。



あっっっ!

分かったどぉ。

おされぇ~感の違いは…
きっとこの違いやな。


それは…




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箸を使うか…



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フォークとナイフを使うか…


これの違いやな、きっと。



ワタシらオジサン族の世界では、『ナイフとフォーク』を使って食事をする何ざぁ、
子どもの頃にはメッチャお金持ちでハイソなお宅しかしなかったモンや。


小市民のSAMは子どもの頃に『フォークとナイフ』で食事をすると言えば、
デパートの大食堂で『Bランチ』を食べるときぐらいやったからな。

それも年に数回や…。

そんなときは、気持ちはもう天にも昇るウキウキ100%やったんやな。


嗚呼、小市民…。
嗚呼、はなたれ小僧だったSAM!?


田舎のクソガキには
フォークとナイフの食事なんて
別世界やった…

だから、
未だにフォークとナイフを使う食事には格別のオサレ感を抱くのかも!?


で、

そんなこんなで、
カツレツはおされぇ~、
トンカツは庶民的~、ってコトかな。




ほな、こうするとどうなるンやろ…


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フォークにナイフ + お箸

あはは…

あんまり洒落た感じせぇへんな!?




まぁ、エエけど…。



どやこやとウンチクたれてみっともないな。



グダグダ言うてんと、話を進めましょ。





で、今回のお話しは『カツレツ』を食ったという話しです。



いつものところで、いつもの買い物…
といえば、神戸元町の大丸。

ついでにここのレストランフロアでランチをするコトも多いのです。


で、ケッコウよく行くお店が 『神戸開花亭』さん。


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正しい昔ながらの洋食レストラン…

いや、洋食屋さんかな。

…ですな。


真っ白のテーブルクロスが眩しいぜぇ!


そうですな、眩しいはずです。
実はここのお店、メッチャ歴史とストーリーを引き継いでいるお店なのですから。


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話しは大正時代に逆戻り…。

大正14年…、
それは大正時代に終わりを告げる頃のお話しです。

京都で創業された洋食のお店『スター食堂』こそが、
ここ『神戸開花亭』の源流。

京都の老舗洋食のお店を引き継ぎ、
昭和55年に神で『神戸開花亭』として創業されたというのです。


大正時代から続く老舗の味…。
これを味わえるの『神戸開花亭』、なのだぁ~!





ほな、本日は正しい洋食(!?)、カツレツを頂くことにいたしましょう。

子どもの頃からの憧れの洋食です。
モチのロンロン、フォークとナイフなのでございます。


いざ…


まずやってくるのが、

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コーンスープと野菜サラダ


如何にもランチっぽいシンプルさです。


甘みとコクのあるスープはまさしく王道ですな。




で、イヨイヨ本命。
主人公の登場…

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カツレツです。

タイヘン正しいカタチのカツレツです。
お皿イッパイの大きなカツレツです。

薄いお肉が『カツレツ』という名称を正しく伝えております!?


ほら…


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この肉の薄さ…


いえいえ、肉が薄いと文句を言っているのではないのです。
いえいえ、肉が薄いとイヤミたらたら言っているのはないの。


薄さがカツレツなのです。


薄いと言ってもよくある『衣だけ』の薄さではなく、お肉と衣との絶妙な配分がここにあります。




サクッ、


これが命…


さくっとした食感の中から次にお肉の弾力が感じられる…

この絶妙な関係性が命!

嗚呼、正しい…


正しさの中に『懐かしさ』を感じつつ、カツレツを頂いたワタシなのでございました。


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珈琲で仕上げです。



なんだかホッとする『洋食』でしたねぇ。



なんだろう…

こじゃれたレストランでのランチ…、というより、
街の昔からの洋食屋さんでのカジュアルで、そして郷愁さえ感じるような…

そんなランチでした。


こういう雰囲気はこれからも残して欲しいな。



じゃ、チョットこれからお買い物…


ほな…


やっぱり神戸、元町は一番お買い物がしやすいところです、ワタシには…。


ほな…


グッド!