なにもない自然豊かな田舎はいかが?  わさび寿しも美味しいよ! | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

夏もそろそろ終わりだね…。


晴れ


8月…

夏…


晴れ


なんかウキウキする夏…


イメージ 1

ふふふ…
写真は妄想&イメージでございます。

あぁ、頭の中にはまだこういう妄想が残っているのでしょうか…

あはは…

でも、決してスケベオヤジではございません。
夏の開放感を写真で表現しただけです! ナンチテ…




で、夏はやっぱり楽しいのです。


でも、
しかし、
but…


ウキウキ感が年々減少する…

海は楽しかったなぁ、若い頃は毎週行ってた。




無理して買ったヨット。
毎週のようにヨットに乗ったり、海の遊びに興じていた若い頃。


でもねぇ…
年齢と共に海が遠くなっていく…。



近頃では、海は…

あたかも、美貌のスタイルの良いおね~さま…


そう、
見てるだけ!?


目


触れたり、
かまったり、
共に遊んだり…

そういうことは一切しないのです、できないのです、
ナンチテ!?


晴れ


そんなこんなの海…
夏の象徴なのですが、最近遠ざかり気味。


でも、逆に『山』は身近になってきたのかも。
30代から山歩きを始めたんだけど、実はココ2~3年全く行っていない。

これも仕事や休日の使い方の問題なんだけどね。


でも、山には興味があって、山里には特に何かしらの特別な思い入れもあるのです。



…ちゅうことで、

最近、仕事として『山里』にも絡むようになりまして、
山里の村に出かけるコトが多くなってきました。


山里の再生…


簡単に言えばこういうことなのですが、下手な開発をすると言うことではなく、
『心地良い山里の暮らし』を見つめ直し、
山里がいかに心地良い暮らしをワタシたちに与えてくれるのか、

そして、そういうホンモノの田舎体験が出来る仕組みを作ろうというものなのです。

おこがましいけれど…
なんとかそういうことにお手伝いが出来ればと…



で、取材もかねて山里へ…


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ここはこの山里のシンボル『あらぎ島』

知る人ぞ知る名勝ですね。


ここは、景色の『国宝』と別名をとる『重要文化的景観』に昨年指定されました。
全国で35番目に指定されたこの地は江戸時代初期、1655年に大庄屋『笠松左太夫』が
私財をなげうって水路を開き、開墾した田んぼ…

見事な階段状の扇形棚田が広がっています。


この地を良い形で再生し、
村の存続と地元住民と交流できるグリーンツーリズムの創設を行っていきたい…との想いを持っているのです。

そして、欧米人をターゲットとした長期滞在型の『なにもしない優雅な時間の提供』を行うことも目的のひとつ。

そんなこんなでこの山村に入ることも最近は多くなっています。
でも、一民間弱小企業としてはどこまで出来るか未知数ですが…。

で、今回もHPを担当するスタッフ、グリーンツーリズムの共に企画するスタッフたちと一緒に訪れました。

今回は、地域の方々とお話しし、共になにが出来るのかを探ることが目的…。


何軒かに伺いました。

そのうちの一軒…
幹線道路から外れて走ること20分あまり。


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暗くて狭い…

トンネルを抜けると、そこは雪国だった…、

なぁんてことはございません。

川端康成とちゃうっ、ちゅうねん!?


でも、そこは街部と比べると温度は確実に2~3℃は低いと思われるなぁ。
気持ちいい山里の空気が漂っていました。


そんな中にある一軒のお宅を訪問しました。
急な細い坂道を登ると一軒のお宅…

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冬場は雪が降って普通の屋根瓦だと凍るので赤トタンにしている家がこの付近には多いみたいですね。

では、おじゃましますぅ~!

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簾が涼しげですね。


こういうのが
日本の昔の素朴な生活の知恵を感じます。


ステキですねぇ…。




玄関にも素朴な飾り付け…

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お住まいの方のセンスが光りますね。


所領のご夫婦がお住まいのこのお宅、
積極的に地域のことに関与し、村の復興を考えている方…


お話を伺いつつ、ワタシたちの想いと相通じることが多く、今後とも共に動いていくように話がまとまりました。

エエ感じ…

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裏はすぐ杉林…

心地良い風が吹きぬけます。


そして…
HP用の写真を撮るスタッフ。

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ご夫婦の仲の良い姿をHPで紹介させて頂きますね。








そうこうしているうちに、もうお昼過ぎ…
ランチを予約しているお店に向かいます。


本日は、ちょっとスペシャルなランチをお願いしました。
メニューに載っていないスペシャルですよ。


それがこれ…

                 
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 山の幸をたっぷり使ったランチセットに仕上げて頂きました。



まずは…

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天然鮎と山菜の盛り合わせ
これだけでもかなりの価値!?

鮎は塩焼き。

頭からしっぽまで、骨ごと全部食べられます。


う~ん、最高!
川魚の臭みなど全くありませんぞ!



そして、

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ゼンマイ、ワラビ、イタドリ、そしてわさびなどの地元の山菜達。

これまた、美味しい逸品でした。



お次…

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鹿肉

ジビエの代表ですね。
鹿肉は淡泊でヘルシー。
癖も臭みもありませんよ。


お次…

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ラーメン

でも、普通のラーメンではありません。
豚骨醤油に『山椒を練り込んだ中華麺』…

豚骨醤油だけでもかなり美味しくできあがっているのですが、これにチョイピリの山椒練り込み。


う~ん…
良いよぉ…。


で、極めつけは、これ!

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わさび寿し

これが近頃話題の『わさび寿し』。

テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』で紹介されるやいなや、
翌日からこの山村に都会ナンバーのクルマがどっと押し寄せドえらいことになったという
曰く因縁のついたお寿司!?

いまもまだ多くの方々がこれを求めてお店に押しかけているそうな…。

酢飯を一年間塩で漬け込んだわさびの葉を巻いたお寿司。
中の具材は、塩鯖、鮎の甘露煮、そしてわさび…。
一口サイズでスンゴク美味しい逸品…。



どうですか?
これでいくらを支払いますか?


最初ご主人は、1,500円くらいでは? …と。

それは安いかも…
…とワタシたち。

だって、結構具材にコストがかかっているモンなぁ…。



で、お支払いは…
1,800円というお値段設定を大将が決定。

安いか高いかはお客さんが決めること!?


皆さんはどう思いますか?

もし評判が良ければ、これをメニューにするかも。

お味は最高…
具材も地の物で選りすぐり…

いかがでしょうかねぇ、お値段設定は?


1,500円くらいが支払いしやすいかな?
でも、具材にコストがかかっているからなぁ…



そんなこんなの調査日でした。


実は、一昨日と昨日もこの地に入り、観光ニーズ調査を行いました。

温泉もあって、自然が豊かで良いところです。


人工的な遊戯施設はありませんが、それが良いのですね…。

なにもない自然…

それが一番の売り…なのです。


いかがでしょうか、こういうところで郷土料理を食べて、
温泉に入って、
そしてなにもしない優雅な時間を過ごしては…

心に余裕のある方におすすめかも!?


では…


パー