小洒落た居酒屋でバイチャの会…

あぁ…
春爛漫…

サクラの時期なのに…

銀杏が…

イチョウが

いちょうが…

胃腸が…　悪い！？

すんまへん。

のっけからB級ダジャレで悪ぅございましたなぁ。

そうなのです、『胃腸』がすぐれないのでございます。

Why？

なぜなら…

暴飲暴食が原因。

…というのも、

春爛漫の4月はお別れのシーズンでもあるのですなぁ。
ワタシも今までの仕事から離れるということで、バイチャの会が目白押し。

ありがたいこと…
めっちゃサンキュ…
こんなワタシにねぇ…

色んな方々が、色んなトコロにご招待してくれて、
そんでもって、ご招待していただければ、正直者のワタシですから、

注がれるまま…
勧められるがまま…

杯を重ねて行ってしまうのでございます。
ちょっとは遠慮したら良いモノを…

正直者は勧められるがままに呑んでしまうのでございます。

これを世間では『酒飲み』と申しまして、決して誉められるタイプでは無いのでございます。

そんなこんなで呑み過ぎ、暴飲暴食、猪八戒、ブタニナ～ル…

故に、胃腸に負担がかかっているようです。

でも、
しかし、
but…

そんなお気持ちを大切にせねばなりませぬぞ！

あぁ、人はかくも温かいモノか！
あぁ、人はかくも惜しんでくれるのか！

今宵も、ある後輩がワタシを招待してくれたのでございます。

過日書かせていただきましたとおり、ワタシは今の仕事から離れて、
新たなスタートを切ったのです。

いわば…
送別会、ですか。

いろんなところで、色んな方々に送別会をして頂いて誠に涙ちょちょぎれるワタシ。

あぁ、ホンマに幸せモンやなぁ。

めっちゃ嬉しいモンです。

いつもは多人数なのですがこの日はこじんまりと。

  ちょっとオサレェ～な居酒屋さんでございました。

じゃまするでぇ～！

じゃまするんやったら帰って！

ほな、さいなら…

吉本新喜劇ちゃうって！

『ご予約の○△様ですね、お待ちしておりました。』

…と案内されたのはこぢんまりとした半個室。

ええやん…

シンプルな内装だけど、それがおされぇ～。

半個室になっているのも落ち着きますな。

ふと壁を見ると…

季節の桜がさりげなく…

エエやンか！

席に座るや、セキを切ったように始まる思い出話…。
酒を飲む前から酔っ払ってる感じ…。

いやはや、キミ達とは色んな思い出がつまってますからナァ。
惜別の涙はデェヘンけどね…、ははは！？

ほな、お料理を。

前菜とお刺身

前菜の真ん中のゴマ豆腐みたいなモノ。
これって、桜色やし。

食べてみると桜の味っぽい…。

んっ？
サクラの味ってどんなやねん？

よぉわかれへんけど、サクラやねん。

鯛も桜鯛やな…。

エエ感じや。

ビールがススム君…。

 でも、何故か焼き物の器は、秋っぽい？

よろしがな…
細かいこと言うたらアカン…

呑も、呑も！

  ココはやっぱりワインで攻めましょか！

白の美味しいのをね。

シャブリ…

ぱっ、ぱっ、ぱっ…

なんの音？

思い出話に花が咲く音！？

走馬燈のように色んな思い出が…

あぁ、そんな事もあったっけ、
あぁ、あんな事もあったよな。

思い出話は生産性が無いけど、

でも、楽しい思い出は活力になるかもな。

そんで、思い出話は酒がよく似合う！

日本酒飲む？

ほらほら…
悪癖がムクムク…

小鍋もあったんやけど…

ここら辺りから、あまり料理に手をつけなくなるのが酒飲みの特徴。

味噌味で美味しかったんだけど、酒を飲む手が進んで、箸を持つ手が進まん！？

故にちょっとお残し。

もったいない話しやなぁ…。

キスの天ぷら…

これは食べたよ。

酢の物

おぉ、季節やねぇ、器がサクラ。

辛子味噌が良い風味…

こういうのは日本酒に相性バッチリ。

お～い、おねぇ～さぁ～ん…
お酒、追加ぁ～！

ホラホラ悪癖が首をもたげる！？

〆はお寿司。

あぁ、もう食べられへん…

飲む方が主になってしもうたし…。

かくして、夜は更けていくのでありました。

ラストオーダー？

かまへん、かまへん…
お酒だけあったらヨロシ！？

…といういつも通りの結末になったわけでございます。

ホンマ、おおきに。
ホンマ、さんきゅ。

こんなワタシのことを気にしてくれて、こんな楽しい宴席…。

涙チョチョギレますな。

ありがたいことです。

さぁ、ワタシも頑張るし。
キミ達も、ホンマがんばってや！

帰路につくワタシの心はめっちゃ晴天なのでございました。

夜は暗いけど！？

みんなありがたいなぁ…。

さんきゅ～！