こけこっこぉ~!
…と鳴くまでに、ニワトリさんを起こして回れるぞぉ~、と言う時間。
早朝、3時過ぎにダーウィン国際空港に機は降り立ちました。
早朝、3時過ぎにダーウィン国際空港に機は降り立ちました。
暗いヤンか…
オーストラリア、ノーザンテリトリー準州の州都ダーウィンはまだ夜明け前…
ダーウィンは今は冬、7時前にならないと明るくならないのです。
オーストラリア、ノーザンテリトリー準州の州都ダーウィンはまだ夜明け前…
ダーウィンは今は冬、7時前にならないと明るくならないのです。
気分はミッドナイトの3時過ぎ、ワタシは空港で入国手続きを受けておりました。
オーストラリアは島としては世界最大、大陸としては世界最小…。
海に囲まれた固有の生態系を持つ大陸です。
海に囲まれた固有の生態系を持つ大陸です。

故に、オーストラリアは自国の動植物や農業を守り、人間の健康を守る為に『検疫』がゴッツきびし~のです。オーストラリアに入る際は『食物・植物や動物で作られた加工品』は全て申告しないといけない決まりになっているのです。それを破ると厳しい罰金が待ってますぞ!
ただキチンと申告をすれば禁止されている以外の食料品だったら大丈夫。
モチのロンロン、オーストラリアの友人にプレゼントする日本の食品を携行しているワタシですから申告をしております。
でも、持ち込む際にはいろいろ聞かれますので、ややこしいんです。だから入国時にスッと通れるために同行の方々には『決してオーストラリアには食べ物を持ち込まないように!』と厳しく言っております。だから、同行の8名の方々は入国カードには食品の持ち込みなしと記入しているのでスッと入国審査は終了するはず。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
ワタシャ、持ち込まんとアカン理由があるので持ち込んでおります。
故に…
ヒトリだけ検査を受ける羽目となるのです。
ヒトリだけ検査を受ける羽目となるのです。
取り急ぎ、入国審査を一番早く済ませて、荷物検査を受ける為にスタコラサッサと荷物を受け取り係官のトコロへ。
案の定、検査をしますということで暫し待たされ、トランクを開けることに。
案の定、検査をしますということで暫し待たされ、トランクを開けることに。
モチロン、こういうことを予想していたので、パッとわかるところにキレ~に食品類は並べてございますよぉ。
係 官『これはなに?』
ワタシ『大森屋の海苔! 寿司とかに使ってるでしょ。』
ワタシ『大森屋の海苔! 寿司とかに使ってるでしょ。』
係 官『これはなに?』
ワタシ『あたり前田のクラッカー。日本で超有名なクラッカー!』
ワタシ『あたり前田のクラッカー。日本で超有名なクラッカー!』
係 官『これはなに?』
ワタシ『粟おこし。大阪名物でんがな、まんがな…』
ワタシ『粟おこし。大阪名物でんがな、まんがな…』
係 官『これはなに?』
ワタシ『ようかん。よう噛ん(ようかん)で食べなはれ!?』
ワタシ『ようかん。よう噛ん(ようかん)で食べなはれ!?』
係 官『これはなに?』
ワタシ『$%&#…』
ワタシ『$%&#…』
ホンマ、冗談のワカラン入国審査官やな…、ニコリともせぇへん…。
それでも、全く包みを開けることなく『OK! OK!』と繰り返して見事にスルー。
やっぱりワタシの顔は怪しいヤツには見えへんかった!? ナンチテ
やっぱりワタシの顔は怪しいヤツには見えへんかった!? ナンチテ
そんなこんなで、入国手続きもスッと通り、ロビーに出ると先着のスタッフが待っていてくれました。こんな時間だからタクシーで…と思ったんだけど、律儀なスタッフがお迎え。サンキュ、ご苦労様やのぉ!
ホテルに到着しtaのがAM4:00過ぎ。
アカン…
もう朝やんか…
もう朝やんか…
でも、チョットだけ仮眠をしても…かみん!? かまへんでぇ~。
それでも、明るくなったら先ずは夜明けの珈琲でも!?
ダーウィンのシティ近くのコーヒーショップ。
パノラマ写真でどうぞ!

♪ よあけのこ~ひぃ~ ふたりでのもうとぉ~ ♪
♪ あのひとがいったぁ~ こいのきせつよぉ~ ♪
夜明けの珈琲かぁ…。
昔、こんな歌が流行ったよな。
ピンキーとキラーズ…。懐かしいやンか。
昔、こんな歌が流行ったよな。
ピンキーとキラーズ…。懐かしいやンか。
この歌のようなお色気のある話しや無いな…
夜明けの珈琲って言ったって、朝の4時過ぎにホテルに入ってチョットの仮眠で今やもん。
夜明けの珈琲は眠気覚ましの珈琲。
けっして歌の歌詞のような艶めかしいもんやおまへん…、情けな!?
それでも、チョットはカッチョつけて『カプチーノ』。

おいおい!
このセンスのない溢れんばかりの入れ方はどやねん!
まぁ、イッパイ入ってルけどな、
量や無いんや! センスやっっ!
ナンチテ
量や無いんや! センスやっっ!
ナンチテ
食べるものはあんまり要らへん…。
だってほとんど寝てないもん…。
そやから…

フルーツやな。
サワークリームをつけて。
なんや、よ~く考えたら乙女チックな組み合わせかも!?
似合えヘン&似合えヘン…。
そんなこんなで、珈琲の後は早速お仕事。
朝のお仕事をチャッチャと仕上げて、ランチと同行の皆さんをチョット案内しなきゃ。
ワタシャ、ツーリスト業でも何でも無いけれど、
一応ここダーウィンには16回も来てるんだから案内役を買って出るという話し。
で、ワタシ一人でチャッチャと仕事をやって、
ランチタイムは皆さんを誘って『パラップ・マーケット』で。
では、そろそろ行くことにいたしましょう。
みなさぁ~ん!
行きますよぉ~。
行きますよぉ~。
クルマに乗ってくださいな!
パラップ・マーケットはフードやクラフトなどの露天が80以上も並ぶ週末の特設マーケット。
市の中心から車で約10分程度のトコロにあります。

パラップ・マーケットはどちらかというとアジアン系のお店が多くあります。
ダーウィンは赤道に近いところ、オーストラリアの北なので東南アジアとの繋がりや人の往来も頻繁だからアジアンチックなお店が多いのでしょうね。




SUSHI…お寿司のお店もあります。
でも…
日本人じゃない…。
日本人じゃない…。
中国系の方が海苔巻きのような物を作って売っておりました。

で、ワタシがチョイスしたのは…、
割合と多く同じような店がある
アジア系の屋台でした。
アジアンテイストの数点盛り。

カップは大中小があって、それぞれ値段が違います。
これは中で8ドルくらい。
お店のオネ~サンに、『あれとそれとコレを入れて!』というように頼みます。
チキン、シーフード、フライドライス、ビーフンのような物を入れてもらいました。
お味ですか?
コレがまたまた、ヒトツのカップにゴチャッと入れてしまうのでミックスした味。
何とも言えず…
アジアンチックですが…
アジアンチックですが…

で、これは…
エビを揚げたものを串に刺しています。
何とも言えずそんなにお味が付いていないのだけれど、
コレが美味しい!
パリッとしていて最高!
そうそう、こういうのもあります。

これは『ジャックフルーツ』。
これがまたとっても甘いんです。
なんだろう、この甘さは他ではない甘さ。
なんだろう、この甘さは他ではない甘さ。
多少の臭いはするんだけれど、ドリアンのような強烈な臭いではないのが救いかな!?
とにかくスンゴク甘いフルーツです。
元の形は…

こんなにデッカいフルーツなのです。
これがまたまたカットしてこのような実に剥くのが一苦労らしい。
さて、皆さん…
お食事は終わりましたか?
お食事は終わりましたか?
では、次…
ご案内いたしましょう…。
ご案内いたしましょう…。

ノーザンテリトリー美術館&博物館。
州立の施設で、嬉しい無料・タダ・ロハ…。
ココにはノーザンテリトリー州の自然やアボリジニ美術、
そしてこの土地を襲った強烈な台風『サイクロントレーシー』などが展示されています。




皆様!
ここ、オーストラリア・ノーザンテリトリー準州の自然と文化がおわかりになったでしょうか?
赤い大地のオーストラリア、
そしてソコに住む生き物や人間達の歴史。
アボリジニの独特な文化、そして壊滅的な都市破壊をしたサイクロンのことなどご理解いただければ幸いです。
さてさて、本日はもう一つ、ぜひ皆様に見ていただきたいモノがございます。
それはダーウィンしないから車で約20分、イーストポイントというトコロにございますよ。
行ってみましょう…


『Defence Of Darwin Experience』…
ダーウィン攻防体験館、と訳せば良いのでしょうか、
日本軍の攻撃の傷跡が生々しく展示されております。
ここはもともと『ダーウィンミリタリー博物館』という名称でもう少し規模が小さかったのでしたが、日本軍のダーウィン攻撃70周年を記念してリニューアルオープンしています。
あまり日本では知られていませんが、第二次世界大戦で日本軍はオーストラリア大陸に攻め入っていたのです。
真珠湾攻撃から約2ヶ月後の1942年2月19日、『第二の真珠湾攻撃』と言われる『ダーウィン爆撃』がこの日を皮切りに始まりました。
真珠湾攻撃から約2ヶ月後の1942年2月19日、『第二の真珠湾攻撃』と言われる『ダーウィン爆撃』がこの日を皮切りに始まりました。
日本軍の航空母艦4隻(赤城、加賀、飛龍、蒼龍)からゼロ戦188機が発進し、ポート・ダーウィンの海軍基地と空軍基地を攻撃したのです。このときの犠牲者は243名、負傷者は350名。以後、1943年11月12日まで64回にわたり爆撃が行われました。



日本人には何とも言いがたい感情に揺さぶられるのです。
戦争の大きな爪痕がココにも残っている…
戦争の大きな爪痕がココにも残っている…
改めて戦争の悲惨さを知り、二度と繰り返してはいけない歴史を認識できる施設。
でも、だからといってオーストラリアの方々は日本に対する嫌悪感があるのではなく、非常に友好的で、ワタシも経験上からも心配は要らないと思われます。
とってもフレンドリーなオーストラリアの人々に触れると、こういう歴史があると言うことを忘れてしまいがちかもしれません。でも、あえて目を向けてみることも大事。
忘れてはいけない歴史の1頁なのですから。
… … … ■ ■ ■ … … …

さてさて、外にはキレーな海が広がってますよ。
今日の日程はコレで終了です。
皆様オツカレサマでした。
ワタシも色んな仕事があって、同行の皆様とだけご一緒するわけにも行かないのでございます。
ブログを読まれてる皆様方よ!
決して遊びに行っているのではございませぬ。(言い訳チャウデェ!)
決して遊びに行っているのではございませぬ。(言い訳チャウデェ!)
とにかく、みんなで行動するのはコレで本日終了。もう5時やモンな…。
とにかくオツカレサマ!

ライトビールでひとまず、ヒトリで乾杯!
オーストラリアは、ライトビール2本までなら呑んで運転しても良いそうです。
ホンマやで!
ホンマやで!
基準が無茶苦茶ですけど、でもそれで良いそうです。
みんな強いしね…。
みんな強いしね…。
ちゅうわけで…。
暫し休憩して、本日はここダーウィンに住む友人宅に招待されております。
では、そのお話しは…
次回のココロだぁ~!!!!