昔からこう言いますな…
『親孝行者は足が小さい』
そうなのです、ワタシ…
きっと『親孝行』。
きっと『親孝行』。
なぜなら、足のサイズが『24cm』なのです。
身長170cmで足のサイズが24cm、
小さいでしょ。
こりゃ、この故事に習えばきっと親孝行だ…
そんなワタシにある日突然『凶報』が…
… … … … ■ ■ ■ ■ ■ … … …
過日、靴を買おうとデパートに行きました。
ビジネス用の革靴。
黒の靴で、いつも履いている表向きはビジネス用革靴なのに、裏がエアーでウォーキングようになっているもの。

これです。
いつも履いているのがこの靴。
茶色の方は使用頻度が少ないためにまだまだキレーなのですが、『黒色』の方がよく履くので買い換えなきゃ…
と、デパートの靴売り場にやってきました。
この黒の靴は『アシックス製』なんですね。
『コレと同じものを下さい。』
と、店員さんに言うと、
『お待ち下さい。ただ今お持ちします…』と。
待つこと数分…
『お客様、申し訳ございません。24cmはただ今品切れでお取り寄せになります。』
ふ~ん…
いいよ。
別に慌てるわけでもないから。
別に慌てるわけでもないから。
『では、メーカーに問い合わせまして入りましたらまたご連絡を差し上げます。』
…と言うわけで、次の日電話。
『申し訳ございません。その靴はございません。』
な、な、なんとぉ~!
なんと申されたっっ!
『靴がない!』と…
そうなんです、24cmのサイズの靴はもう作っていないそうです。
売れないんだそうです。
そうかぁ…
ダイタイ、オトコで24cmの靴って履くヤツおらんやろ。
最近の小学生の女子だって25cmくらいの靴をヘ~キで履いてるし。
あぁ、若者は足が大きい…
でも、昔からいうじゃないか!
『親横行者は足が小さい』…と。
みんな親不孝やな!
どやねん…
どやねん…
哀しい、実に哀しい…
親孝行で慎ましい私の足…
そのかわいいサイズの足に合う靴がもう製造中止…
どやねん…
ワタシ、これからどうすれば良いの!?
ワタシの靴はどぼしたの?
ワタシの靴はどぼしたの?
王子様がガラスの靴を持ってきてくれる話し… シンデレラ物語。
逆に、独身のキレーな王女様が『24cm』の靴をもって探しに来てくれへんやろか…
『新説・トンデデラ物語』…
アホなこと言うてる場合やない。
ドナイすんねん…
こうして、24cmの靴はドンドン淘汰されていくのでしょう。
あぁ、どうなる世の親孝行の息子達の足は。
あぁ、親孝行者の履く靴はもうすぐ世の中から消える!?
どぼじて!
なんでなんやっっ!
メーカーは我を見捨てた!
メーカーは親孝行者を見捨てた!
と、叫ぶワタシなのでありました。
ちなみに…
『馬鹿の大足、間抜けの小足、中途半端のろくでなし』…
という言葉もあるそうですな。
ワタシ…、親孝行?
ワタシ…、間抜け?
どっちなんでしょ!?
とにかく…
24cmのアシックスの靴… 再販してよぉ!!!!